誰もが憧れる美男美女。街で美人を見かけたり、映画でスターを見たりすると、「自分もあんな美人だったらいいのに……。最高の人生だろうな」と羨ましくなってしまうものですよね。
でも実は、美人はいろんな面で損をしているんです。「自分も普通の顔だったらいいのに……美しいって哀しいことだわ……」と憂えながら生きているんです。今回はそんな美人のデメリットを7つ、ドカンとご紹介しちゃいます!
美人がソンな理由1『老いるのが怖くて鏡を見るたび吐血する』
美人にとって最大の恐怖、それは老化することです。基本的に美しさがアイデンティティーでありセールスポイントなので、賞味期限を過ぎれば過ぎるほど価値が下がるからです。筆者の知人に美男美女の夫婦がいますが、「年を取るなんて怖すぎる……」と口を揃えて言っていました。
そのため、デフレの始まった美人は、毎朝鏡を見て皺が一つ増えているのを確認するたび、ゴボォと吐血します。時代劇の悪代官みたいな勢いで吐血します。
美人でなければ円熟していく自分を楽しむこともできますが、美人はそれどころではありません。パワースポットに行って生命エネルギーを補給しようとしたり、吸血鬼よろしく若者から若さを吸収しようとしますが、家に帰ると鏡を見て変わらない現実にやっぱり吐血します。
美人がソンな理由2『しょっちゅう鏡を見ていないと禁断症状が出る』
美人の趣味は鏡を見ることです。暇さえあれば鏡を眺め、うっとりと美しさを噛み締めたり、愛くるしい表情に癒されたりします。
ブティックの試着室に入っても洋服はほとんど見ずに自分の顔を見つめていますし、お手洗いで手を洗うときも自分と見つめ合っているので水がスカートに跳ねかかりまくりです。
これはあまり知られていませんが、美人はしょっちゅう鏡を見ていないと禁断症状が出るのです。手の震え、動悸、足のムズムズ感、頭痛、水虫など、様々な不快な症状に悩まされます。
そのせいで、美人は外を歩くとき、鏡になるものを求めて他人様の車の窓を覗き込みます。そこで自分の姿を確認したら落ち着きを取り戻し、颯爽と立ち去っていくのです。あちこちの車の窓が赤くなっていたら、それは吐血タイプの美人が通った跡です。
急に知らない人が自分の車を覗き込んできた……と怯えているあなた。見逃してあげてください。その美人は禁断症状に苦しんでいただけなのです。