ナゥピー、ナッピー(北海道)

ナッピー、ナゥピー。さて、これはなんでしょう。

別名、納豆もなか、納豆アイスとも呼ばれているようですが、この名称だとわかりやすいかもしれませんね。

もなかアイスのもなかの部分がカチカチまたは半解凍状態の納豆になっており、北海道でも特に富良野市では、1ヶ月に1度は給食に出た、などの話もあるように、とてもポピュラーなのだそうです。

納豆好きならおかずにもおやつにもなりそうですね! 調べてみると、茨城でも出たことがあるというお話もありました。

ちなみにインターネットでも購入可能です。 

 

大根スパゲティ(東京)

※イメージ

大根スパゲティ。
大根なのかスパゲティなのかと思ったら、大根おろしののったスパゲティなのだそうで、こちらは東京でも練馬で給食メニューとして登場するのだそうです。

パスタ屋さんなどのメニューにもありますし、給食のスパゲティといえばミートソースが多い中、オシャレ! と思ったら、練馬区は「練馬大根」の産地とのことで、地産池消ということなのかもしれません。

 

じゃがいものオレンジジュース煮(地域不明)

※イメージ

OKWaveの回答で盛り上がっていたのが、じゃがいものオレンジジュース煮。

さつまいものオレンジジュース煮ではありませんよ! じゃがいもがオレンジジュースで煮込まれているのです! 

その味はというと、「それはもう食べれたものじゃありませんでした」とのこと…。
こちらはどちらの地域の給食で出されたか特定できなかったのですが、みなさんは食べたことがありますか? 

ちなみに、私は神奈川県茅ケ崎市出身ですが、このメニューは記憶にありません。どんな食感や味だったのでしょう。甘酸っぱいじゃがいも・・・ちょっと食べてみたいですね。

 

■どんどん増えている? ご当地給食

いかがでしたでしょうか。
地域の特産品を活かしたおかずであったり、子どもたちがおいしく給食を食べられるように栄養士さんや地域の方が試行錯誤をして考えられたレシピであったり。各市町村のみならず、学校単位でもオリジナルの給食メニューがあるかもしれませんね。

中には、かなりチャレンジングな組み合わせもありますが、それでもきっと何度も試作され、栄養のバランスが考えられているのだと思います。それに、大人になってから食べたら、もしかしたら、意外とイケるというメニューもあるかもしれません。

近年では、地産地消ということで、更にご当地に特化した給食に力を入れている地域も多いのではないでしょうか。

■給食のはじまり

ちなみに「給食」とは、幼稚園や小学校、中学校などの学校や老人ホームなどの福祉施設、また、工場や病院、刑務所などで一定の特定多数人のために食事を提供すること、あるいはその食事そのもののことをさします。

湯本豪一さんの「日本人はじめて百科2 食べ物・飲み物を作った人」によると、日本の学校給食は、1889年(明治22年)、当時の山形県鶴岡町の大督寺境内にあった忠愛小学校で始まりました。

お弁当を持ってこられない生徒がたくさんいたので、この小学校を建てたお坊さんが、おにぎり・焼き魚・漬け物などを出したことが給食のはじまりと言われています。

 子どもたちの健やかな成長願って作られている給食。大人になっても覚えているあの味。全国各地のご当地給食、きっともっとバラエティ豊かなメニューがあるのでしょうね! 給食食べたいな!

 

調査協力:OKWave

FMラジオ放送局、IT系での仕事人生活を経て、フリーランスモノ書き。好きなものは、クラゲ、ジュゴン、宇宙、絵本、コドモ、ヘンテコなもの。座右の銘は「明日地球がなくなるかもしれないから、今すぐ食べる」。木漏れ日の下で読書と昼寝をする生活と絵本に携わることを夢見て、日々生きています。