あ! そうですね。1年に2度も、舞台という“生もの”に出させていただくのは初めてなので、本当にありがたいなと思っています。『クザリアーナの翼』で学んだことは、しっかり活かさないと、私を育ててくださった五朗さん(岸谷五朗さん)、寺脇さん(寺脇康文さん)に失礼になっちゃうから。

“あの舞台に立てたことは、大きなことだったんだなあ”って、こんなに早く再確認させていただけるとは! 本当はもうちょっと先になるかなと思っていたんですよ。

ーー『クザリアーナの翼』の千秋楽がつい先日だったような気もします。時間が経つのは早いというか…

本当に! ついさっきもマネジャーさんと言ってたんですけど、記憶の中ではついこの間、クザリアーナの本読みが始まったような感覚だったんです。それから本番があって、ここまで本当にあっという間だったというか。

千秋楽を迎えた翌日からは、リレーのようにバトンタッチしてSKE48の活動をしていたので、そのまま突っ走って来たなあって思っているんです。

ーー8月は大きなコンサートも入っていたり、舞台のお稽古との両立など、まだまだリレーが続きそうですね。

先のことを考えると“ワアーーーー”ってなりそうだから、とりあえず“目の前のことだけを、とにかく乗り越えないと”って思っています。

ーー今回は、週刊少年マガジンに連載中で単行本にもなっている漫画『AKB49〜恋愛禁止条例〜』のミュージカル化で、佐江ちゃんはその主人公の浦川実役で出演。しかも浦川実は男の子で、女装をしてAKB48に入るという難しい役どころですね。

この間、やっと台本を全部読み終えたばかりで。ちゃんとした台本をもらったのが少し前で、一度最初から最後まで全部読み終えた後は、なかなか二回目を読む気になれなかったりして…。

一回読んで、“あ…、ちょっと待てよ。これ、ヤバいやつだ…”って思ったから。。。

ーーどのあたりが、一番“ヤバいなあ”という感じなんでしょうか?

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