「第75回NHK紅白歌合戦」のリハーサルが30日、東京都内のNHKで行われ、司会を務める有吉弘行、橋本環奈、伊藤沙莉、鈴木奈穂子アナウンサー、制作統括の大塚信広氏が取材会に登場した。
去年に引き続き、2回目の紅白司会を務める有吉は、子ども向け番組「おかあさんといっしょ」の人気曲「からだ☆ダンダン」などでダンスや歌に挑戦する。
リハーサルを終えた有吉は、開口一番「もうくたくたですね。ダンスダンスで、相当ハードに踊っていますから。失礼な話、アーティストの方よりも自分の踊りのことで精いっぱいな感じです」とぼやき節。
キッズコーナーでダンスを披露することについて、「今年はお子さんも生まれて、思いを乗せて踊れるのでは?」と投げ掛けられると、「そうですね。いつもは子どもに自慢できるような仕事はないので、初めて子どもに見せたいなという仕事をやりますので、相当気合は入っています」と話して笑いを誘った。
紅白の司会は3回目となる橋本は、「3回目といえど、慣れることってないんだなと思いました。リハーサルで目まぐるしく変わっていく展開とか、いろんなアーティストさんとの紅白でしか見られないコラボレーションが一夜限りなので、すごくぜいたくだなと思いますし、3回もやらせていただけて大変光栄です」と笑顔でコメント。
特別企画で、橋本が主演している連続テレビ小説「おむすび」の主題歌「イルミネーション」をB'zが歌唱するが、橋本は「うれしいです。『おむすび』の撮影現場で、発表の日に皆で『やったー!』と話していたので、毎朝聞いているB'zさんの歌が聞けるということでワクワクしています」と喜びを語った。
今年、初司会となる伊藤は、「もう本番をやっているような気持になっていて、フルで楽しませていただいて、思ったより緊張している暇がないと感じました。とても楽しくやらせていただきました」とにっこり。
自身が主演した連続テレビ小説「虎に翼」の紅白特別編も放送されるが、「とても短いので、すぐに『はて?』となって終わっちゃうと思うんですけれど(笑)、あの世界観は再び撮影させていただいたので、皆さんに楽しんでいただけたら」と視聴者に呼び掛けた。