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 日曜劇場「御上先生」の第2話が、26日に放送された。


 本作は、文科省のエリート官僚の御上孝(松坂桃李)が、超進学校の3年生の担任教師となり、生徒たちと共に日本の教育界にはびこる腐った権力へ立ち向かう大逆転教育再生ストーリー。(*以下、ネタバレあり)


 試験会場で起きた殺人事件と自分がリークした不倫記事には関係がある。御上の言葉が気になった報道部の神崎(奥平大兼)は、隣徳学院を辞めた元教師の冴島(常盤貴子)に会いに行く。


 さまざまな事実が明らかになる中で、神崎の記事について生徒たちに討論させる御上。同じ頃、文科省の塚田(及川光博)と槙野(岡田将生)が動き出す。殺人事件、不倫記事、隣徳、文科省、これらには一体どんな関係があるのか、そして殺人犯の目的とは。


 放送終了後、SNS上には、「ながら見を許さない緊張感がすごい」「俳優、演出家やスタッフの力もあるんだろうけど、やっぱり詩森ろばさんの脚本がすごい」「御上先生が生徒たちに考えさせる時間を与えるところが好き」「見応えのある新しい学園ドラマというかそれ以外のジャンルなのか」

「生徒たちの間で、いじめや反抗期的なツッパリがないのでストレスなく見られる」「これは学園ドラマなのか、ミステリーなのか」などのコメントが上がった。


 また、「松坂桃李さんの演技がとても好き」「松坂桃李さんの淡々としている中に何かが渦巻いていそうな雰囲気がよかった」「常盤貴子さんの『あふれそうなコップに最後の一滴を…』というせりふが心に残った」「犯人の性別が男だと思っていたのでびっくりした」「シークレットキャストで堀田真由ちゃんとなにわ男子の高橋恭平くんが出てきてうれしい驚き」といった声もあった。


 そのほか、「『日々精進してまいります』『誠に遺憾でございます』など、霞ヶ関(官僚)文学や永田町文学って比喩に皮肉が効いていて面白かった」「やたらと“スーパー熱血教師”って言っていたのは金八先生のことだよね」「自分の局の超人気学園ドラマを真正面から否定するとは面白い」などのコメントもあった。