スマホ家計簿なら「その日のうち」に入力が原則
さて、スマホ家計簿のメリットが分かってきたところで、スマホ家計簿をつけるルールを紹介しましょう。せっかくの便利ツールも使い方を間違えては意味がないからです。
ルール1)家でまとめてつけない! 数時間以内にささっと入力
一日分を夜に家でまとめて入力とか、週末にまとめて入力するのは「紙の家計簿」のルールです。スマホをいつも持ち歩いているのですから、半日以上ためてはいけません。朝と夜の通勤時間、昼休み、トイレタイム、就寝前などにささっと数件ずつ入れてしまうのです。数時間分を入力すればすっきり忘れることができ、思い返す手間も省けます。スマホを立ち上げたら、LINEやSNSをチェックする前にまず入力してしまうのです。
ルール2)100円でもサボらず入力するが端数合わせにはこだわらない
130円の缶ジュースを毎日1本入力漏れすると1月で4000円以上のズレが出ます。買い物したらささっと入力です。一方で端数の帳尻あわせはあまり気にしなくてもいいでしょう。デジタルデータだからと無理に1円合わせをすると続かない可能性のほうが高くなってしまいます。1日10円のズレなら1月でも310円です。10円単位あるいは50円単位でもいいので、とにかくすべての出費を入力することです。
ルール3)電子マネーやクレジットカード利用には記入ルールを決めておく
最近の家計簿が難しくなっているのは、使ったタイミングと支払うタイミングがズレているからです。1カ月あるいは2カ月ズレるとお金の管理は複雑です。
家計簿の原則としては、実際に買い物をしたタイミングで記入するといいでしょう。利用したタイミングですぐ入力すれば買い物の項目も間違えずにチェックできるはずです。
ルール4)悩んだらシンプルに記入する
最近の家計簿アプリは高機能化が進んでおり、機能の多さに圧倒されてしまいます。オンラインバンキングやクレジットカードをリンクさせるのは便利ですが、設定が面倒になると記入以前で断念しそうになります。
最初は「使ったお金を記入」「項目をシンプルに記入」でOKです。使いこなしながらいろんな設定をしていくといいでしょう。
人気のスマホ家計簿アプリはこれ!ぜひ入力をスタートしてみよう
家計簿アプリをインストールする場合、iPhoneならAppStore、AndroidならPlayストアにアクセスして「家計簿」と検索するか、「ファイナンス」カテゴリーの無料アプリをチェックしてみましょう。たくさんのスマホ家計簿アプリがあります。
家計簿は面倒に思ったら続かなくなりますので、自分の好みにあった使いやすいインターフェイスであるか、アイコンや画面のデザインがかわいいなど気に入るかどうか、で自分の好みを選んでみてください。
もし悩んでいたら、下記の4つをひとまずオススメします。いずれもiPhone、Android両対応です。全部インストールして、まずは数十分くらいいじってみて、お気に入りを見つけてください。
Zaim
マネーフォワード
Dr.Wallet
家計簿レシーピ
家計簿は続けることが肝心です。好みのアプリがみつかったらホーム画面にアイコンを置いて、いつでも起動し入力できるようにしてください。
うまくお気に入りのアプリがみつかれば、あとは毎日コツコツ続けていくこと。数カ月後にはきっと、家計の見直しのヒントがたくさんみつかると思いますよ!
(その頃には家計簿を見直して節約するヒントをお届けしますので、お楽しみに)
BearTail
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Dai Nippon Printing Co., Ltd.
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