10代のスマートフォン保有率が8割に上るなど、いまや学生が持っていることが当たり前になったスマートフォン。

SNSや音楽・漫画などのアプリはもちろん、ゲームにも子供たちは夢中です。新学期やクリスマス・誕生日などのタイミングにスマホの購入をねだられている親御さんも多いのではないでしょうか。

しかしスマホを購入するとなると毎月の通信費は大きくなりがちで、できるだけ安く抑えておきたいのが本音というもの。そこで注目したいのが、最近になって各社の参入が続く「格安スマホ」です。

いわゆる3大キャリアのNTTドコモ、KDDI、ソフトバンクのスマホにかかる料金が月額6000円程度であるのに対し、格安スマホは月額2000円台から持てることで人気を集めています。
 

「格安スマホ」って何? どうしてこんなに安いの?

近頃、テレビや家電ショップなどでよく見かける「格安スマホ」ですが、そもそも「格安スマホ」とは一体何でしょうか。

「格安スマホ」は簡単にいうと、「格安SIMとスマホ本体のセット」のこと。NTTドコモなどの大手キャリアの移動体回線網を使った通信サービスをユーザーに提供する「MVNO(仮想移動体通信事業者)」の「格安SIM」と、低価格なスマホ端末をセットで販売(契約)することで、月額2000円台というリーズナブルな料金設定を実現しているのが人気の理由です。

名前は違っても中身は大手キャリア(の回線)という意味では、スーパーやコンビニなどで販売されている「PB(プライベートブランド)商品」のスマホ版、と考えると分かりやすいかもしれません。