個性豊かなキャラクターの魅力

『ハイ・ホー7D』© Disney
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ディズニーアニメーションといえば、個性豊かなキャラクターも魅力の一つ。

『ハイ・ホー7D』は7人のこびとたちが白雪姫に出会う前を描いた物語。

7人のこびとは、7人がそれぞれ特徴的なキャラクターとなっています。彼らひとりひとりをしっかりと活かしたストーリーとなっており、ディズニーらしいキャラクターの魅力が存分に溢れています。

『なんだかんだワンダー』には多くのキレキャラが出てきます。主人公のワンダーはそんなキレキャラたちも恐れることなく、愛をもって対応していきます。そんな面白さを持つ、今までにないキャラクターです。

 

『なんだかんだワンダー』© Disney

ミッキーやドナルドは「良いことをしようとする」までの過程を描くキャラクターなのに対し、ワンダーははじめから「良いことをしたい」サービスの塊。その「良いこと」上手くいかない、どうしたら「良いこと」をできるのかという段階を描くのが『なんだかんだワンダー』という新しい作品となっています。

そんな個性豊かなディズニーキャラクターたち、彼らに共通して言える大きな特徴は、これだけ個性豊かでいながら誰もが全く空気を読まないこと。

空気を読まずに発言、行動していく彼らがぶつかり合うことでストーリーが生まれていきます。

名越先生によると、現代の日本人が持つ悩みで多いのが、仕事を抱え込んでしまい「助けて」と言えないこと。そんな日本人に足りない「本当に心で思ったことは多少相手に痛くても真心をのせれば通じる。」というメッセージをディズニー・チャンネルアニメーションから感じることができます。

 

『スター・ウォーズ』で悪役の見方が変わる?

数多くいるディズニーキャラクターの中でも人気となるのが、憎めない悪役たち。
しかし子供は正義感が強く勧善懲悪の意識が強いもの。悪役を好きになるにはハードルがあります。

正義だけを見ても一面的な観点しか得られません。そこで、子供に悪役の面白さを教えたいと考えた名越先生は映画『スター・ウォーズ』をエピソード1からの順番で観たそうです。

すると、はじめアナキン・スカイウォーカーに感情移入していた子供は、それがダース・ベイダーになる様子を見て、悪役の面白さが分かったとのこと。

質の高い作品は、ただ観て一時的に楽しむだけではなく、それぞれ感じることがあり成長することが出来るものだと感じさせるエピソードでした。

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