加熱メニューばかり食べればいい訳ではない!

動物性タンパク質は体を温めますが、体が冷えているときや下痢をしているときは牛乳・ヨーグルトに注意。
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ただ、加熱するとビタミンCなどの栄養素が失われてしまい、また加熱食ばかりでは酵素を摂取できない、というデメリットがあります。ですから、生食と加熱食を適度なバランスでとるようにしたいもの。加熱する場合にはささっと短時間で済ませ、食べるときは煮汁ごといただくようにするとよいと思います。

とはいえ、「時間がないからそのまま生で食べたい」「いちいち加熱したり、組み合わせて食べるなんて面倒くさい」、という時もあります。

そんなときにオススメなのが、前もって野菜や果物を「常温に戻しておく」または「冷蔵庫に入れないでおく」。もっとも手っ取り早い方法です。
生で食べてもとりあえず“冷え冷え”の状態は避けることができます。手間でなければ「50度洗い」もよいと思います。

体にもお財布にも優しい"季節もの"

ですが、そもそも冬にトマトを買ってきて、加熱したり、生姜やごまを加えたりの工夫をしながら食べるのは、自然に反している気がしますよね?

やはりその季節ならではのものは美味しいし、栄養もあり、“お買い得商品”として売られていたりしますから、お財布にも優しいのです。
何より自然の一部を取り入れることが体にとっても自然です。「なんだかいつも冷えを感じる」、という方は特に、その季節の味覚を取り入れ、体質に合う食べ方をした方がよさそうです。

ちなみに、「姿勢をよくするだけで基礎代謝が20%アップする」とも言われています。

ソファに寝っ転がってダラ~としたいときにも、ちょっと我慢して背筋をピンと伸ばす。すると血液の流れが良くなって代謝がアップ、体温が上がるため免疫力の向上につながり、さらには疲れから回復しやすい体になっていくとか。

体温を上げるためには、朝の散歩や、白湯を飲むのもよい方法のようです。冷やさない生活習慣を心がけ、ポッカポカの毎日をめざしたいですね!

最後に、簡単調理例をご紹介。冷え食材でも調理方法をちょこっと工夫してぽかぽかに!