「京急イエローハッピートレイン」はいつ見られるの!?

 

京急の在籍車両は796両(7月末現在)。そのうち、 “ハッピートレイン”の車両はわずか8両。また、128編成(車両を組成したもの)のうち、わずか1編成しかなく、ざっと計算すると、“ハッピートレイン”が在籍車両に占める割合は「1%」と激レアなのだ!

 “ハッピートレイン”を見ると、「ホームで歓声が上がる」「子どもたちが手を振る」など、沿線利用者や鉄道を愛する人々からも大好評!

が、しかし! 「いつ走るのかわからないのでは・・・」と思い、飯島さんに聞いてみると、前日または当日の運行スケジュールは運行日前日の14時以降に「京急ご案内センター」で聞くことができる、と教えてくれる。これはありがたい! 1日に「京急イエローハッピートレイン」が走る本数は日により異なるが、多い時で12~15本ほど。運行区間は品川駅から三崎口駅がメイン。

前日に「京急ご案内センター」に問い合わせし、「運行スケジュールをチェックした」とのこと。

 

2つの電車を見比べてみると・・・確かに似てる!

と、ここで“ハッピートレイン”は「西武鉄道の電車と似ているが、何か関係があるの?」という松宮の知人による質問を尋ねる。すると、多くの鉄道ファンから同様の声が上がったため、“これも何かの縁”と京急から西武鉄道にラブコールを送り、コラボが決定!
  

京急が“ハッピー(しあわせ)”ならば西武鉄道は“ラッキー(幸運)”! と、いうことで西武鉄道の9000系車両に京急のシンボルカラー・赤を塗装して白いラインを入れ、縁起のよい「紅白」をイメージ。「幸運の赤い電車」として7月19日より運行が開始された。

 

今後のイベントは!?

続いてほかのキニナル投稿にある5月25日に行われた「京急ファミリー鉄道フェスタ2014」について伺うことに。同イベントは「株式会社京急ファインテック久里浜事業所」にて開催された“京急車両工場を年に一度公開する”というもの。1万人以上が参加し、大きなにぎわいをみせた。

当日は家族で車掌さんの役割を学ぶ「京急車掌さん学校」や花で京急のイメージキャラクター“けいきゅん”をつくる参加型のイベントなどが開催され、多くの人々が楽しんだという。
  

花でけいきゅんをつくる参加者
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きれいな花々でつくられた“けいきゅん”がかわいい!
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(左から)新1000形「KEIKYU YELLOW HAPPY TRAIN」・600形「KEIKYU BLUE SKY TRAIN ANA塗装」・2100形。
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イベントでは保存車両の車内提示や「京急イエローハッピートレイン」など、新塗装の車両が登場。“黄・青・赤”の3色カラーが並ぶと華やか!

 

運行開始から約3ヶ月。すでに多くの人々にしあわせを運んでいる「京急イエローハッピートレイン」。しかし、運行は「3年間の期間限定」。なので、期間内に見ておきたい!

取材を終えて

みんなに笑顔を運ぶ「京急イエローハッピートレイン」また見たい!
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以前、取材中に偶然「京急イエローハッピートレイン」を見ることができ、大興奮した。その時はまさか、自分が取材できるとは思ってもいなかった。だが、取材することができ、とてもうれしい。

京急というと“赤”。そのため、“ハッピートレイン”を見た時はその異質な姿にとても驚いた。だが、以前から走行している「黄色い電動貨車が発想のきっかけ」と知り、突如生まれたのではなく、「京急の歴史を受け継いだものなのかもしれない」と思った!
   


※本記事は2014年8月の「はまれぽ」記事を再掲載したものです。

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