知っている人だけが得をすると言われている行政サービス。
行政の情報を抜かりなくチェックしている人はまさに得をしている人でしょうが、知らない人は損をしていることも多いといいます。
特に補助金制度については、その制度を知っているかいないかで大きな差が出ますが、忙しいママがそういった情報をいち早くキャッチし、情報を得るにはどうしたら良いのでしょうか。
今回は行政サービスをいち早くキャッチできる便利なアプリの紹介と、今注目の東京23区行政サービスをお伝えしたいと思います。
みんなで選ぶ!行政サービス総選挙!栄えある1位に輝いたのは?
一般社団法人「みんなで作る良い行政サービス協会」が「みんなで選ぶ!第1回東京23区行政サービス総選挙」を開催し、「子育て大賞」の投票結果を発表しました。
栄えある1位に輝いたのはどんな行政サービスだったのでしょうか。
第3位:千代田区 高校生等医療費助成制度
高校3年生(18歳)まで医療機関で掛かる医療費が無料という制度です。すでに東京ではほとんどの区で中学3年生までの子供に対し医療費助成制度を行っていますが、さらに3年延びるというのは家計が助かります。
しかも所得制限がなく、18歳未満であれば誰もが受けられる行政サービスですから、このサービスを目的に引っ越しを考える子育て世代は少なくありませんが、ネックとなるのは千代田区は家賃が高いということでしょうか。
第2位:杉並区 無償の子育て応援券
出生時と、0歳から2歳児の2種類ある「子育て応援券」ですが、地域とつながるきっかけとなるようにというのもが交付の目的のようです。
子育て関連のものを購入するもよし、ベビーシッターに使うもよし、お母さんのリフレッシュのために使うもよしと、さまざまな面で使えるようになっているため、幼い子供がいる親子には嬉しいですね。
交付額も2万円から2万5千円となっており、自分で払うならちょっとためらってしまうけれど、交付券があるなら「ちょっと使ってみよう」と思うお母さんは少なくないようです。
第1位:江戸川区 乳児養育手当
子供が生まれてから1歳になるまでの1年間、月額1万3千円が支給されるという驚きのサービスを行っているのが江戸川区。「乳児養育手当」は所得制限はあるものの、所得は夫婦合算ではなく、生計中心者1人の所得で判定されるため、多くの家庭が対象になる制度と言えます。
支援の目的は、赤ちゃんにとって一番大切な時期を保育に専念してもらうための経済的支援のようですが、子育て世帯にはとても嬉しい制度ですね。
この制度を知っていて申請をするのと、知らないのとでは、年間156,000円の差が出ることになりますから、申請しない手はありません。児童手当以外に別で支給される補助金ですから、こういった情報にはアンテナを張っていたいですね。