やっぱり凄かった…!鳥肌ものの『Defying Gravity』
魔女の黒いとんがり帽子、箒、大きな丸い窓…「あっ、ここで来る」と瞬時に気づかせる、背景や小道具のシチュエーション作りが凄い。
大好きで大好きで、数えきれないぐらい聴いてきた『Defying Gravity』、どういう演出で来るかなと思ったら、曲の始まりは意外と静かな感じ。
楽曲内でのストーリーの展開や、台詞の掛け合いなどもたっぷり挟み、ブロードウェイ版よりもジワジワゆっくり進んで行く感じです。
奇跡の歌声を体感して!
ゆっくりたっぷり時間をかけ、渇望感を煽るだけ煽って、いよいよエルファバが窓から飛び立ち、みんなが待ってた最後の大サビ!!
…もう、凄すぎます。圧巻なんてレベルを超えてる。
もちろん号泣もしているのですが、なんだかもう凄すぎて、とんでもないものを見たその奇跡をもはや脳が処理できなくて、なんかもう、最後は笑ってしまいました。
「来るぞ…来るぞ…!」からのカタルシスもすっごい!!最高です。拍手喝采です。
みんな待ってたこの楽曲のフレーズを、あんなにも素晴らしい歌唱で聴かせるシンシア・エリヴォ。
この人を待っていたから、今まで映画化が実現しなかったのかな、とさえ思ってしまいます。
声量ももちろん凄まじいのですが、ソウルフルで耳に叩き込まれるようなパワーあふれる歌声を想像していたら、予想外にキラキラした天使のような澄み渡る歌声で、全細胞に沁み渡って体の内側からガタガタと揺さぶって来る感じ。
これを、実際に宙吊りにされて演技している状態で歌っているのだから、驚きです。
これはもう、どれだけ文章で表現しても、実際に聴かないと完全には伝わらないと思うので、とにかく劇場で公開しているうちに、絶対に観に行って欲しい!
長すぎる…!約1年の“幕間”
大号泣&圧巻の『Defying Gravity』シーンが終わり、曲調も最高に盛り上がったところで「To be continued」の文字がバーン!!と出て、エンドロールへ。
…いやいやいや!待って待って!ここで終われないでしょ!!
え、このシーンでその決断をして、飛び立って?動物たちは?オズは?グリンダは、みんなはどうなるの?!
ミュージカルでは第一幕~第二幕の間に、通常20分ほどの幕間(休憩時間)が設けられているのですが、続編である『Wicked: For Good』(原題)は、2025年11月21日に米公開予定。
日本公開が本作と同じく翌年の春ごろになるとすれば、約1年もの幕間が発生する事になります。
…ま、待てないよ~!!
とはいえ、この渇望感とワクワクを持ちながら、観客を離さず、約1年後の続編までキープできるのは凄いこと。
通えるだけ劇場へ通い、サントラを繰り返し聴いて、筆者も続編を楽しみに待ちたいと思います。
全部集めたくなる!グッズも可愛い~♪
【Green Parks】WICKEDグラフィックショートスウェット|¥6,600
Green ParksやAZULなどのアパレルアイテム、スターバックスのタンブラーや、サマンサタバサのショルダーバッグなど、さまざまなメーカーからコラボグッズが多数発売されており、映画を鑑賞した後もグッズで『ウィキッド ふたりの魔女』の世界を楽しめます。
2人を象徴するピンクとグリーンカラーがモチーフのアイテムたちは、どれも全部欲しくなってしまう可愛さ♪
映画館でもサウンドトラックでもグッズでも、ぜひたっぷり『ウィキッド ふたりの魔女』の世界に浸ってみて下さいね。
『ウィキッド ふたりの魔女』大ヒット上映中!
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