「育ってきた青春の一コマ」忠義さん思い出のメニューは?

さらに話題は、復活する一号店の話へ。

忠義さん「それこそ小学生のちっちゃいころ、自宅までの帰り道の途中にあったので、学校がお昼までのときは『店に来い』って言われて、串にならなかった切れ端みたいなのを焼いてもらってお昼ご飯を食べてたりして。自分の中では育ってきた青春のひとコマみたいなイメージでした。

当時の思い出に残ってるメニューは、とにかくなんこつが好きで、そればっかり食べてたイメージがあります。その後自分で店に行くようになってからは全部実費で食べてましたけど、そのときも必ず頼んでましたね。思い出の味です。

あの席に座ってたなとか、実際見ると思い出すこともたくさんあると思うので、僕も行きたいですね」

大倉社長「(串を)焼いてよ」

忠義さん「いやいや(笑)ええんかなあ? 衛生的に大丈夫…(笑)?でも、焼くのであればぜひ、父親にだけ焼きます(笑)」

親子の思い出が詰まった一号店、ファンなら一度は足を運びたくなるはず。

最後に忠義さんが、今回のコラボについて改めて思いを語りました。

「自分のタレント業をずっと支えてもらいながらも、『僕が所属してる会社の名前で有名になりたくないんや』という父親の言葉が一回だけあって、僕がそれを気にして言わないようにしてたんですが。

父親の会社が大きくなって僕を選んでくれたことをすごく誇りに思いますし、僕はまだタレント業20周年ですけど、40周年まで続けてこられたことも素晴らしいと思います。

このタイミングで一緒になにかできるっていうことにすごく感慨深さを感じるとともに、自分が力になれるのであれば、40周年を盛り上げられたらなと思いますので、ぜひ皆さんもお店に足を運んでいただけたらなと思います」

こう語る忠義さんと、感慨深げに耳を傾ける大倉社長。親子として、そして互いに切磋琢磨する仕事人としての、深いリスペクトを感じるひとときでした。

そんな尊いコラボから生まれたメニューを近くの店舗で実際に味わえるなんて、改めてファン歓喜モノのコラボと言えるでしょう。

では肝心のコラボメニューの味はぶっちゃけどうなのか? 最後は当日用意された試食ブースにて、正直に実食レビューします!

コラボメニューを正直レビュー!

まずは「ニラ玉グリーン」から実食。

これ、実物を見ると想像以上のニラの量にびっくり! そしてニラと半熟卵の上に振られたコショウの量にまたびっくり! これはかなりパンチのあるビジュアル。

味の方もけっこうインパクト強いのかな?と思いきや、甘辛のたれと半熟卵をよく絡めていただくと、ニラのクセやコショウの辛さも悪目立ちせず、良き存在感を発揮。

もちろん食べ応えはバッチリで、かなり絶妙な塩梅の美味しさとなっていました。

見た目のインパクトとは裏腹に、実はかなり計算された一品なのではないでしょうか。

さすがお酒好きの忠義さんコラボなだけある…! 言うまでもなく、酒には確実に合います。ビールでもハイボールでもOKでしょう。