ネガティブなことを引きずらない
美容院をご夫婦で経営しているTさんは、違いを認め、細かいことをあまり気にしすぎないことも大事にしているそうです。
たしかに、ケンカの原因となることって、人が聞いたら笑うような、本当に些細なことだったりします。
そういった小さなことをうまく流すテクニックも、一緒にいる時間が長いからこそ、身につけられたのでしょうね。
ネガティブなことを引きずらないためには、「夫はしょせん子ども、と割り切ること」と前出のAさん。
「そうすれば、優しくなれるし、過度な期待をしないでいられます。相手が思いがけず何かやってくれた時には喜びが倍増するし、素直に相手に感謝ができる」そうです。
言いたいことはその場で簡潔に言う
それでももちろん、ケンカすることもあります。ケンカが悪いのではなく、ケンカの仕方に良し悪しはありそうです。
タイ古式マッサージ店をご夫婦で経営するGさんは、タイ人の夫に何か不満がある時は、とにかくその場で、わかりやすい言葉で簡潔に言うようにしているそうです。
わかりやすく簡潔に言うのは、Gさんがあまりタイ語が話せず、夫は日本語はあまり得意でないためなのですが、ここは逆に日本人同士の夫婦が見習いたいところでもあります。
言葉は通じているはずなのに、どんどん本質からずれていったことを言い合って、心が通じなくなっている夫婦ゲンカって多いと思いませんか?そんな不毛なケンカを避けるためにも、自分が何をどう感じて怒っているのか、まず自分がわかってあげてください。
特に女性は、自分のことを大事にするのを後回しにしがちです。そのためにも、先に出た「自分を大事にする時間を持つこと」は、最優先事項なのです。
まとめ
最後にご紹介したタイ人の夫を持つGさんは、「相手をコントロールしようとしないで、面白い生き物だね~と眺めるような気持ちでつきあえたら楽ですよ~」とのことでした。
せっかく何かしらのご縁で一緒になった仲なのですから、どうやったらお互い楽しく快適に過ごせるかを考える方が、いつもイライラして一緒にいるより、ずっといいと思うのですが、いかがでしょうか。