一般的に男性は、恋愛関係になった女性が、いつまでも自分を愛してくれると錯覚しがちだといわれます。女性の方におしかりを受けそうですが、「釣った魚に餌をやらない」という言葉があります。
この言葉からして、世の男性の多くが、恋愛関係になった女性は、いつまでも自分に愛情を注いでくれるという考えを持っていると言えそうですね。
あなたを好きになってくれた女性は、愛情深い人だと思います。とはいえ、人間ですから無尽蔵に愛情を注げるわけではありません。女性があなたの支えを必要としているときにサポートしてあげなければ、恋愛関係は維持できません。
多くの女性は、男性の心が自分に向いてくれていないと感じた時に別れを考える
大多数の男性は、女性から別れを告げられた際に、慌てふためくと思います。
別れたい理由を尋ねても、男性が納得できる返事は返ってこないことがふつうです。当然のことながら、引き留めようとしても、女性の気持ちが変わることは少ないです。
男性にしてみれば、なぜ自分と別れたいか説明してもらうどころか、話し合いにすら応じてもらえないわけですから、慌てふためくのも無理はありません。
ですが、女性からすれば、それだけ耐えがたい状態が続いていたから、「もう話すことなどない」という心理状態になっているわけですね。だから、別れたい理由すら伝えようとしないわけです。
恋愛に限らず、人間関係は、「与えること」と「受け取ること」が交互に機能していなければ、いつか必ず破綻します。つまり、彼女さんは男性と一緒に過ごす間、ずっと必要なものを与えてもらえなかったから、別れを決意したわけです。
では、恋愛関係にある女性が、つきあっている男性に求める必要なものとはなんでしょうか。
それは、「自分が愛されていると実感できるもの」です。
こういうと、男性はプレゼントや、ディナーに誘ったりするといった「目に見えるもの」を想像しがちだと思います。たしかに間違ってはいません。
ですが、男性が差し出すプレゼントやディナーを女性が喜んで受け取るのは、「自分が男性の心の中にいて、大事な存在だと確認できるから」なんです。