海辺の製塩所で、極上の「塩」に出会う
糸島グルメツアーみたいな流れになってきましたが、糸島の魅力は他にもまだまだあります。たまたま車を走らせていて目に入ってきたのが、「塩」と書かれた看板。……「塩」っていったい何だ?
気になったので立ち寄ってみることにしました。
こちらは「またいちの塩」という塩を作っている製塩所「工房とったん」。製塩所の名前の通り、塩を作っている工房なんです。
実際に塩ができるまでの流れを見学することができたのですが、これがすごい!
まずパイプで海水を引き上げます。このあたりの海は玄界灘の内海と外海がぶつかり合う場所で、山と海の豊富なミネラルが混ざり合っているのだとか。
引き上げた海水は立体塩田の竹を伝わせて、10日もの間、循環させます。こうすることで、海水の塩分濃度がどんどん上がっていきます。
そして十分に濃くなった海水を煮詰めることで、塩ができあがるのです。
実際に塩を少しいただいたのですが、普段食べている塩とぜんぜん違う! 濃くて風味豊かで、この塩で握ったおにぎりを食べてみたい! という衝動にかられて、お土産に買って帰りました。
また、こちらの工房ではまたいちの塩自体はもちろん、塩を使ったプリンや醤油、味噌、にがりなども購入可能。塩プリンを買って食べてみましたが、甘さとしょっぱさのバランスが絶品でした。
なかなか東京ではできない体験と、自然豊かで幻想的な風景が楽しめる「工房とったん」。糸島に行ったらぜひ立ち寄ってみてください。
工房とったん
福岡県糸島市志摩芥屋3757
092-330-8732
そろそろ糸島の旅も終盤。ふらりと立ち寄ったのが「DOVER」。雑貨とオリジナル革製品を販売するお店で、さらにアートスクールやアートスペースとしてもオープンしています。
そういえば最初に立ち寄った「hana*bi ハナビ」もそうでしたが、オシャレなアンティーク雑貨のお店が糸島にはたくさんあるようです。
DOVER
福岡県糸島市志摩桜井4656
092-327-3895
ゆったりした時間の流れと豊かな自然、おいしい食事にオシャレな雑貨に囲まれた糸島エリア。福岡市内もいいけれど、ちょっと違う楽しみ方をしたいならぜひ遊びに行ってみてください。福岡市内からそれほど時間がかからず行けるのも良いし、これから絶対にブレイクするエリアだと思います。