<横浜のココがキニナル!>
中華街近辺にカレー屋が複数出店していますが、メニューにカレーを載せている店、裏メニューでカレーを出す店も多いので、中華街でカレー特集をまたやってみては?(bjさんのキニナル)
※本記事は2014年11月の「はまれぽ」記事を再掲載したものです。
最近、横浜中華街で密かなブームとなっているカレー(ライス)。ここ1~2年の間に日替わりランチや定番メニューとして、カレーを出し始めるお店が一気に増加。中華風のアレンジカレー、エスニック&本格インド風、まかないスタイルの気まぐれカレーなど、各店ごとに特色のあるオリジナルカレーを提供し、テレビや雑誌などでもたびたび話題となっている。
そこで今回は、ブームとなるはるか以前から中華街でカレーを提供している2つの老舗店にクローズアップ。広東料理店「同發(どうはつ)本館」と北京料理店「北京飯店」で50年以上愛され続けている、知る人ぞ知る絶品カレーをご紹介しよう。
何を隠そうディープな中華街マニアの筆者、いつも以上にリキを入れて、はまれぽ編集部の山岸&小島とともに中華街へ向かった。
中華街大通りに建つ広東料理の老舗「同發本館」
まずは中華街大通りに店を構える「同發(どうはつ)本館」さんへ。
中華街大通りに建つ瀟洒(しょうしゃ)な佇まいの店舗ビルだ。
焼き物・乾物の店として明治期に創業して以来、古き良き時代の中華街の伝統を守り続ける広東料理の名店「同發本館」。その店名には、「お客様と共(=同)にあり、共に発展(=發)していきたい」という思いが込められているという。
同店では厳選素材を使った海鮮・肉・野菜メニューから麺・飯メニューまで、味わい豊かな本格広東料理を幅広く提供。何よりも創業時から続く焼き物メニューは、同發ならではのこだわりの逸品として、古くからの常連さんやグルメファンにも厚い支持を集めている。