「ホタルナ」のコンセプトは「新たなる旅立ち」。来年、日本デビュー10周年を前にリリースされる新アルバム『WITH』は、さらなる躍進を遂げる意味でも「新たなる旅立ち」を予感させる作品となりそう。ユンホはアルバムについて「“ともに”という意味。東方神起が10年間感じていた思い出や皆さんとの繋がりををアルバムに込めました。大きな愛を、僕たちの気持ちを伝えたいです」と話す。チャンミンも「愛って、恋人同士だけじゃなく、家族や友達、いろんな愛があると思うんです。大きな意味の愛を東方神起から皆さんに伝えたい。また、それだけじゃなく、ファンの皆さんと“ともに”そんな愛を共有したいというふたりのメッセージを込めました」と作品に込めた思いを語った。
収録曲であるディスコソウルチューン『Spinning』のミュージック・ビデオでは、マーチングバンドと共演している。ユンホは「マーチングバンドと踊っているのは新しい経験です。ダンスやブラスバンドが特徴的で、皆さんが楽しめるんじゃないかな。自分の口からセクシーっていうのも恥ずかしいですが、これまではパワフルな東方神起の“色”をみせてきたので、ラフな部分を見せたくて椅子のシーンにアドリブを入れたりしました」と撮影を振り返る。チャンミンも「演奏している大学生たちと、ちょっとしたコラボをするパフォーマンスがあるんです。東方神起のパフォーマンスでは、初めての画(え)で、意外と、かなりカッコイイんだなと思って、ドキドキしながら撮影しました」と映像への自信を見せた。
また、同じく収録曲であるバラード『Chandelier』については、チャンミが「帰れる場所があるっていう感謝の気持ちを込めて、待っていてくれる人に向けて伝えたいメッセージを歌いました。それって、いつも東方神起を待っててくれているファンの皆さんに対するメッセージにもなっているので、そういう想像をしながらレコーディングしました」と楽曲に込めた思いを語った。ユンホも「『ただいま』っていう単語とか、時間が過ぎても待っててくれる人がいるのは本当にうれしいこと。そういう気持ちをすべてこの曲に込めました」と、しみじみと語った。
来年2月からは、同アルバムをひっさげ、自身2度目の5大ドーム・ツアーを開催するふたり。ユンホは「まずは感謝したい」と語り、「1回目は楽しかったけど、初めてで緊張した部分があるので、今回は、さらに楽しみたいし、タイトルが『WITH』だから、皆さんと共感できるよう、東方神起のメッセージを伝えられるようにがんばります」。チャンミンは「ドームは物理的に距離が遠いし広いから歌や歌詞の内容、感情を伝えるのが難しいかもしれないけど、東方神起の歌とパフォーマンスでとファンの距離が縮められるようにしたい。タイトル通り、東方神起とファンが“ともに”生きているというか、同じ感情を感じられるように頑張ります」とふたりは気合十分、2度目の夢のステージへの意気込みを語った。