今付き合っている彼と結婚することになりそう。でも、本当に結婚していいの? 今がそのタイミング? など、結婚願望があると、悩むことはありますよね。
とはいえ、結婚したあと、妊娠・出産を考えている場合、タイムリミットもチラつきます。
もし、結婚へとコマを進めたいなら、相手との相性を考えるのも大事ですが、自分自身の本当の気持ちとじっくり向き合う時間も設けたいところ。
離婚しましたが、一度結婚したことのある筆者が、結婚を決める前に自分に問いかけたい項目をまとめてみました。
1.別れの重さをわかっているか
ここでいう結婚とは、法律婚のこと。役所に婚姻届を提出し、国が「夫婦」と認める形式の結婚です。
一度婚姻届を出すと、離婚届を出さない限り、独身には戻れないということになります。
普通に交際していたときとは違い、別れると「離婚歴あり」となります。
結婚する前から離婚を考えるなんてどうなの、という意見もあるかもしれませんが、別れのハードルが上がるのが結婚です。
付き合うと別れの可能性があるのと同様、結婚すると離婚の可能性もあること。その際、離婚歴というものが伴うということ。
それを理解し、受け入れられるか考えた上で、結婚するか否か、考えたいものです。
2.なぜ結婚したいと思うのか
どうして自分は今結婚したいと思っているのか? 結婚したい理由は人それぞれです。
子どもが欲しいから・今の彼が好きだから・結婚という“ステータス”が欲しいから・周りが結婚しているから・金銭的に安定したいからetc.理由はさまざま。
自分なりの理由を考えてみて、それでも結婚に迷いがあるなら、もしかすると結婚しなくても、自分の思いは達成できる? と別の可能性を探ることもできます。
結婚は単なる交際とは違います。それよりも重みがあります。
昔ほどではなくても、家同士の結びつきという要素があります。
結婚するか否かという最終的な決断は当事者でするとしても、その背後には家族が絡んでくると知っておかなければなりません。
3.恋愛感情が消えた相手を愛せるか
恋愛感情は3〜4年で失われると、さまざまな研究結果が示しています。本や記事などでも多く書かれているので、ご存知の方は多いと思います。
ただ、あくまでそれは平均であり、それよりも長かったり短かったり、個人差はあるもの。
結婚生活を送るなかで、いずれ恋愛感情は消えます。完全に消えなかったとしても、付き合いたてのカップル時代にあったドキドキ感は大幅に減ります。
燃え上がるような恋が、穏やかな愛に変わっていくというわけです。
それでも相手を愛せるか。一途でいられるか。今の法律から考えると、結婚すると他の相手と付き合ったり、体の関係を持ったりするのは、原則できません。
恋愛感情が消えた、ないしは少なくなった相手と向き合い続けられるか、という視点は外せません。