有華も同じようなことを解散ライブで言ってたんですが、やっぱり申し訳なくて。私たちも同じように活動できてなければ、活動できないその時間を共有できたと思うんです。でもそれができなかったから。。。

6人はダンスもすごく上手になっていたんですが、「上手になったね」ということも、結局、最後の練習のときにしか言えなくて。

でも、マイナスのことだけじゃないんですよ! 時間が空いたことでプラスになったことも、もちろんたくさんあったんです。久々にあったからこそ、会話も多くなったりして、6人との距離が、ぐっと縮まったというのも確かです。

ーーさまざまな思いや、キツかったリハーサルを経て、ライブ当日、ファンの方で埋まった会場を目の前にしたときはどんな印象でしたか?

やっぱり嬉しかったですね。何て言うんだろうな。幕張メッセでは、2曲目のシングル「Cry」を出したときにも、イベントをやらせていただいたんです。

そのときは、“すごくたくさんのファンの方が来てくださった!”と思ったんです。会場の後ろの方は空いていたけど、1,000人くらいの方に来ていただいて。“こんなに来てくれると思わなかった!”って感じたんです。

そして、解散ライブでは、そのときと同じ幕張メッセで、見に来て下さった方も数倍以上に増えて。“活動できない間もこれだけの人が、待っていてくれたんだな”と。本当に感動しました。

ーーいまのDIVAでやれることは、悔いなくできましたか?

実は、解散するからDIVAの「I」を大文字にするって、最初は納得がいかなかったんです。DiVAが完成したときに、「i」を大文字にするという約束で始めたから。

でも、解散ライブを終えてみて、“ちゃんと私たちは大文字の「I」になった姿を見せることができたんだな”と。後付けの理由ですが最後にそう思えたので、それはよかったなって思ってます。

ファンの皆さんのおかげで、たくさんの“愛”をもらいました。短い時間ではあったけど、ライブのあの空間で、“愛”を返すこともできたと思います。あの場で予想をはるかに超える方が集まって下さったことも、“DIVAが大きくなった証拠だな”と思えました。

ーーところで、解散ライブには宮澤ファミリーも来られていたとか!

バックナンバー