『徹子の部屋』はなんといっても40年続く長寿番組。これまでたくさんの出来事がありました。長い番組の歴史の中で起きたあんなことやこんなこと、黒柳さんとゲストのお決まりのやりとりなど、これを知っていればあなたも立派な番組ツウ! 本記事では「ゲスト・番組編」をご紹介します。
【ゲスト編】
和田アキ子さんがゲストの時には、必ず「サイズが合わない靴」の話をする。
アッコさんが「足が大きいので、ドレスを着用する時に、ぴったり合うヒールの靴が少ないんです」という悩みを告白。そこで、黒柳さんが海外で、アッコさんの足に合うだろうという大きいサイズの靴をプレゼント。しかし、その靴が小さく、全く足に合わずに爆笑するアッコさん。再び海外を訪れた際も靴を購入したが、それも合わない。これを3回も繰り返しました。未だにアッコさんが登場すると「履けない靴」のエピソードになっています。
ソファの横に置かれたティッシュケースは、五月みどりさんが作った。
黒柳さんが座るソファの右下には、ゲストの話に感動して思わず涙を流した時の為に、ティッシュが置かれています。ティッシュが入った透明のケースは、五月みどりさんが丹精込めて作ったもの。パンダが遊ぶ姿や美しい花がデコレーションされており、現在2代目です。五月さんは、代官山でティッシュボックス教室の講師をされるほど、手先が器用なのです。
野際陽子さんがゲストの時は、必ず強盗にあった話を聞く。
NHK時代から黒柳さんの親友である野際陽子さんがゲストの時には、「あの話もう1回やって!」とリクエストするエピソードがあります。それは「強盗にあった話」。
NHKアナウンサーとして名古屋局に勤務していた野際さん。給料日、自宅で封筒に入ったお金を数えていたところ、刃物を持った強盗が来て、「金をだせ!」と脅されたそう。騒ぐといけないと思い、封筒を隠し強盗に 「いくら欲しいの?」と質問。 強盗は「200円……」と返答。
野際さん「1000円でお釣りくれるかしら?」 強盗「お釣りあるぐらいなら強盗するか!」 野際さん「角のタバコ屋さんでタバコでも買って、お釣りもらってよ!」
その後……。 強盗「姉さん、俺、強盗するのが初めてで……警察に突き出してくれ」 野際さんは強盗に1000円を渡し、「いつもでいいから、郵便受けに入れて返してね」 と言ってお金を貸してあげたエピソード。黒柳さんはこのエピソードが大好きで、何度もリクエストしているそうです。