5:相思相愛
作詞・作曲・編曲:tofubeats
アルバム曲が続きます。lyrical schoolをはじめ、様々なアイドルとのお仕事でも知られる若き才能tofubeats氏によるミドルテンポで切ない楽曲。3人の素直な声が初々しい恋愛感情をハートにデリバリーしてくれます。
しっとりした楽曲をしっかりと情感を込めて歌えるのは、Negiccoが鍛えてきた歌唱力あってからこそ。個人的には、この曲がこのアルバムのハイライトの一つだと思っています。ライブで見ていても、しっとりした始まりから徐々に盛り上がっていって、「相思~相愛~♪」というサビでの楽しい振付にたどりつくところ、たまらなく楽しいです。
6:恋のEXPRESS TRAIN
作詞・作曲・編曲:connie
2011年11月にリリースされたT-Palette移籍後初のシングル。connieさんの得意とするジャンルのひとつ「冬曲」で、さらにハネるニュージャックスウィングのようなリズム。後にNegiccoにとって大きな意味を持つ楽曲となる『光のシュプール』や、2ndアルバムに収録された『パジャマ・パーティー・ナイト』につながる楽曲とも言えるでしょう。
この時期はちょうどウレぴあ総研が開始した時期、初のNegiccoレポートはこのシングルのリリースイベントでした。さらには、ウレぴあ総研ベストアイドル投票で1位を獲得したのもこの曲で、雑誌版ウレぴあにて大特集させていただいたり…。こちらも個人的に思い入れの強い曲ですね。
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7:GET IT ON!
作詞・作曲・編曲:connie
そして7月にリリースされた『GET IT ON!』は、T-Paletteからリリースされた初めてのCD(ミニアルバム)でした。今聴くと、シンプルな四つ打ちのハウスサウンドでかなりダンサブル。Negiccoはかなりダンスチューンが多いんですよね。
なかなかCDを全国流通に乗せることが出来ず、そのチャンスがやってきたと思ったらストップしてしまったりと不遇な時期を長く過ごしてきたNegiccoにとって、T-Palette所属は大きな転機。タワレコ嶺脇社長の強い意志がNegiccoの大躍進につながり、様々なミュージシャンとのつながりを作り…。Negiccoの道のりは、どんなドラマよりもドラマティックなんです。
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8:ナターシア
作詞:サイプレス上野、connie 作曲・編曲:サイプレス上野とロベルト吉野、connie
1stアルバムの中でも最も異色なのが、レペゼン横浜なヒップホップタッグ「サイプレス上野とロベルト吉野」によるこの曲。2012年に代官山LOOPで異色の対バンを果たしたサ上とロ吉によるヒップホップトラックは、Negiccoのラップとも相まって鈍く強く光っています。
Negiccoにとって代官山LOOPでの数々の対バンは、アイドルシーンだけではなく音楽シーンとNegiccoをつなぐ意味で本当に大きな意味を持ちました。後に「Negi ROAD」としてシリーズ化もされたので、LOOPに毎月通ったというファンの方も多かったのでは? 色々なところで思いがけない援軍に恵まれるのが、Negiccoの一番の凄味なのかもしれません。
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