さっそくイケメンの「イケメソ」が!

寺井さんがセレクトした「泣ける映像」を鑑賞。

・タイ生命保険のCM
・ボクと名付けられた子犬の話
・音楽教室のCM
・ネコとの絆を描いた作品
・鉄拳「振り子」

1本目の映像から涙があふれる。「泣けるCM」として有名で、何度も見ているはずなのにどうしても泣いてしまう。開始数十秒で会場のあちこちからすすり泣きが聞こえてきた。それ以外の映像も、親子、ペット、夫婦など大切な存在との絆が描かれており、カメラのファインダーがかすんでしまう……。

一方、モニターに見入るイケメン達の真剣な表情もたまらない。映画館や自宅で、一緒に感動的な映画を見ているような気分になってしまった。映像が気になるが、彼の様子も気になる、という板挟み。

 

この眼差し……!動悸がっ!!

 

お客さんも映像に見入っていた。

イベント開始早々、こんなに泣かされるとは思わなかった。イケメンを前にメイクが崩れていないか気がかりだが、それより会場の人たちと同じ感動を共有出来た喜びがある。涙が出てしまうが、もっと見たいと思えるのは泣くことによるカタルシスの効果か。

一徹さん「泣けなかったらどうしようかと思って、実は目薬を仕込んで来たんですけど全然いりませんでした。振り子が一番心に残りましたね」

 

目薬をしのばせていた一徹さん

渡部さん「一番印象に残ったのはタイの保険会社のCMです。言葉では表せない父と娘の絆を感じました」

 

 

小田さんは上映中からかなり泣いていた様子。感動を抑えきれないようで、涙がこぼれないよう上を見上げたり、ハンカチで目を押さえたりしていた。男の人が泣くのはちょっと……と思っていたが、その姿は心から可愛い!! と感じた。

 

頭をなでなでしてあげたくなる。

続いて『泣話家(なくごか)』泣石家霊照さんのお話。泣話家とは泣ける人情噺=泣語を口演する人のこと。自身の体験に基づく「体験泣語」と、見聞きした話を元につくる「創作泣語」に分けられ、3つの特徴がある。

(1) 話は5分以内。
(2) ブータンの民族衣装「ゴ」をモチーフにした泣き装束を身に付ける。
(3) 話の終盤では泣語家自身が涙を流し、それを袖口で拭う。

自身の祖父母との思い出が詰まった泣語で、最後は見事な“泣き芸”を見せてくれた 。

 

泣石家霊照(なかしやれいしょう)さん