撮影:小林裕和

――今日は大槻ケンヂさんリスペクト座談会ということで、皆さんの大槻さんを知ったきっかけを…。

大槻:僕はねえ…。

一同:(爆笑)。

ぶう:それは相当さかのぼっていかないとダメじゃないですか!

――まずは団長さんからお願いします。

団長:俺、生まれて初めて買ったCDが筋肉少女帯だったんですよ。小学校2年生の時です。

大槻:小学校2年生? っか~~!

 

団長:親がCDラジカセを買ってくれて、「康太郎(※団長の本名)CD買いに行こう」って、初めてCD屋さんに連れて行ってもらったんです。その時にCDを3枚まで選んで良いって言われて、手にとったのが森高千里さんのアルバム『森高ランド』と、accessのライブアルバムと、もう一枚が『踊るダメ人間(91年)』のCDだったんです。あの鉄仮面のジャケットから情報がまったく読み取れないんですよ。どんな音がするのかわからないという好奇心だけで買ったんです。これが俺の音楽人生のスタートです。

 

撮影:小林裕和

seek:僕は姉が筋少さんの大ファンで、『猫のテブクロ(89年)』とかが姉の部屋から流れてくるので、部屋に勝手に入ってCDを聴いていたというのがきっかけなので、団長みたいに正当な入り方じゃないんですよ。

団長:正当とかそうじゃないとかあるの(笑)?

seek:買ってないですから(笑)。そこから大ファンになって、自分でもCDを買うようになり。大槻さんの本も読むようになって…というのがきっかけです。はい、次はHitomiさん!

 

 

撮影:小林裕和

Hitomi:俺はもともとメタルやハードロック系の音楽が大好きで、中学生の時に「ミュージックステーション」に筋肉少女帯が出ていて『踊るダメ人間』だったかな、大槻さんがお客さんをハンマーでピコピコ叩いてたんです。あれを観て、橘高さんのことを最初女の人だと思っていて、「この人メチャクチャ好み!」となって…(笑)。俺は当時PRINCESS PRINCESSの中山加奈子さんみたいなロックな感じのお姉さんが大好きだったんです。それで「好きかも!」とCDを買ったのが『断罪!断罪!また断罪!!(91年)』で、その後友達に『月光蟲(90年)』を借りてそこからガッツリハマって…。

 

CD買ってもまだ(橘高さんのことは)女の人だと思っていたんですよね。「橘高文彦」って書いてあるのに、「男の人みたいな名前だな」って(笑)。そしたら友達に男の人だと教えてもらって「男の人なのにこんなにきれいな人がいるんだ!」と思って、そこからヴィジュアル系に進んでいったというか…。

大槻:「フミヒ子」という女の子だと思ってたんだね(笑)。