シーズン単位集計(複数話数間のユニークカウント)だから分かる、本当に見られているアニメやドラマとは?
TVS REGZA 株式会社(本社:神奈川県川崎市)は、東京都・神奈川県・埼玉県の62万台のレグザ視聴データ* を基にした、2026年春アニメ・ドラマの視聴ランキング(中間版)を発表しました。
本ランキングは、2026年4月29日(金)深夜までに放送された番組について、リアルタイム視聴はもちろん、録画した番組の再生視聴7日分まで合わせて集計したランキングです。放送を1分のみ視聴した場合もすべて合計する通常の視聴率とは異なり、番組の3分の1以上を視聴した機器のみをカウント、かつシーズンの放送済み話数のうち、7割以上を視聴した機器のみをカウントした、「シーズン単位」で視聴しているユニーク数(機器/人)を集計したランキングです。
ランキングは総合だけでなく、Teens(13-19歳)、M1(男性20-34歳)、F1(女性20-34歳)、M2(男性35-49歳)、F2(女性35-49歳)、M3(男性50-64歳)、F3(女性50-64歳)の性・年代別の各部門も発表します。

2026年 春アニメ 視聴ランキング(中間版)
アニメランキングは、視聴される番組がかなり異なる、性・年代別のランキングから紹介します。ランキングのグラフは、緑が1放送回でも視聴、オレンジは7割以上の放送回を視聴した機器での平均接触率を示しています。また、アニメについては総合ランキング(新規作品部門とシリーズ作品部門合算)でのベスト10以外の作品に赤枠をつけることで、それぞれの性・年代で特徴のある人気番組を発見することができます。
Teens(13-19歳)部門

『転生したらスライムだった件(第4期)』が強さを見せるなか、Teensではシリーズランキングでも10位にランクインした『夜桜さんちの大作戦(第2期)』が2位で、特徴的な作品の筆頭となりました。4位の『杖と剣のウィストリア Season2』(『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』と同じ大森藤ノが原作)がTeensでは他の性・年代よりも高い4位にランクインしているのが特徴的です。
M1(男性20-34歳)部門

『転生したらスライムだった件(第4期)』がここでも強さを見せるなか、人気作品である3位の『Dr.STONE-SCIENCE FUTURE-(第4期)(第3クール)』がM1での特徴的な作品の筆頭となりました。続いて4位『クラスで2番目に可愛い女の子と友だちになった』、6位『ようこそ実力至上主義の教室へ 4th Season』、8位『ダイヤのA act II Second Season (第4期)』、10位『氷の城壁』と以下の2作品も含め、赤枠の固有作品は、学校が舞台の作品を好む M1 らしいランキングとなっています。
F1(女性20-34歳)部門

F1で特徴的な作品の筆頭は、推し活女子の推し漫画家がマンションの隣の部屋に住んでいて、反対隣にはイケメンメガネが住んでいてという推し活と三角関係を描いた『ただいま、おじゃまされます!』。ほとんど異世界モノ作品がないのも特徴とも言える F1 層です。
M2(男性35-49歳)部門

M2 になると、8位までは全体ランキングベスト10作品が増えてきます。M2で特徴的な作品の筆頭は9位の『オタクに優しいギャルはいないの!?』です。『Dr.STONE -SCIENCE FUTURE- (第4期)(第3クール)』、『杖と剣のウィストリア Season 2』といった人気漫画原作の王道ファンタジーが続きます。
F2(女性35-49歳)部門

F2で特徴的な作品の筆頭は『氷の城壁』です。女性層全体でかなり人気のある作品です。続けて8位の『オタクに優しいギャルはいない!?』は男女の F1、M1、M2 など若者に人気で、海外では1位か2位を争う人気の『とんがり帽子のアトリエ』は9位と、 F2 が1番順位の高い作品です。
M3(男性50-64歳)部門

M3で特徴的な作品の筆頭は8位『姫騎士は蛮族の嫁』です。M3層の人気作品では、傾向としていつものように異世界モノ作品が多く好まれています。12位には F2、M2、M1、F1 にも人気な『オタクに優しいギャルはいない!?』が入っているのが興味深い結果となっています。
F3(女性50-64歳)部門

F3で特徴的な作品の筆頭は5位の『自称悪役令嬢な婚約者の観察記録。』です。視聴している人のほとんどが7割以上視聴していることが分かり、この手の作品のファンが最初から選んで見ている作品と言えそうです。続いて7位の『あかね噺』は、若い女性が落語家を目指す作品であることから、歴史や文化の要素が強いと反応する F3 ならではの傾向です。
総合ランキング 新規作品部門

『スノウボールアース』という人類が謎の生命体の襲撃で滅びかけている世界で、コミュ症の少年がロボットもどきに乗って戦うところから始まるSF作品が1位となったことが驚きです。作品の面白さがあるからこその継続視聴者数1位なのですが、この背景として日テレで『転生したらスライムだった件 (第4期)』に続いての放送枠だったことが作品認知にかなり効いているものと思われます。大人気作品の後枠による効果がうまく視聴者に刺さった編成勝ちと考えられます。連続・分割5クールが宣言されている『転スラ』ですから、残り4クールの後枠に入る作品は争奪戦になるのではと考えられる結果となりました。
ここ最近異世界モノ作品が上位を占めることが多かった新規作品部門。今回は、上位3作品をはじめ、異世界モノ作品が少ない結果でした。来期以降どうなるか要注目です。
総合ランキング シリーズ作品部門

シリーズ作品ランキング(過去にアニメ化有、継続クールの作品)は、大人気作品である『転生したらスライムだった件(第4期)』が2位にダブルスコア以上の圧勝となりました。続く2位以下も人気の異世界モノ作品『異世界のんびり農家2(第2期)』、『本好きの下剋上 領主の養女(第4期)』、『Re:ゼロから始める異世界生活 4th season』、『最強の王様、二度目の人生は何をする? Season 2』と、ベスト5が異世界モノ。続く『Dr.STONE -SCIENCE FUTURE-(第4期)(第3クール)』、『杖と剣のウィストリア Season 2』は人気漫画原作のファンタジー作品でした。
異世界モノという観点で、新規作品ランキングとシリーズ作品ランキングでこれまでのパターンと逆の結果となりました。この結果も最終的な春クールの結果、そして夏クールに続くトレンドになっていくのか、気になるポイントです。
総括(総合ランキング 新規作品+シリーズ作品)

新規作品とシリーズ作品を総合したランキングでは、緑枠を見ると一目瞭然ですが、順位の上の作品ほど原則複数の性・年代カテゴリで12位以内に入り、幅広い性・年代に支持される作品が強いことになります。ただ、今回の2位『異世界のんびり農家2(第2期)』は、男性層の人気で2位になっているように見えますが、12位までで切っているため、F2が13位、F1とF3が15位とすぐ後に続いており、実質、総合力では6つの性・年代で高い順位にあるため、順当な結果と言えます。
総じて、右の丸数字にあるカテゴリ獲得数は、上位ほど多く、下位にいくほど減る傾向です。さらに『最強の職業は勇者でも賢者でもなく鑑定士(仮)らしいですよ?』は年配層に強い異世界モノで7位。『マリッジトキシン』は、女性層の人気で10位にランクインしました。
また、10位までには入っていませんが、『Dr.STONE-SCIENCE FUTURE-(第4期)(第3クール)』はTeens・M1・M2と男性の若い層の人気(3位・3位・11位)で13位に入っていました。
原作マンガが人気の『黄泉のツガイ』は、全性・年代別のカテゴリを獲得するなど、原作人気を反映するような傾向も見えてきます。
ドラマ 視聴ランキング
ドラマは、総合ランキング、性・年代別のランキングの順でご紹介します。総合ランキング

冬ドラマに続き、春ドラマも日曜劇場枠が第1位を獲得しました。ただし、2位以降に圧倒的な差を見せていた冬ドラマ『リブート』と比較すると、今回は2位の『時すでにおスシ!?』や3位の『田鎖ブラザーズ』なども肉薄しているのが今期の特徴です。
Teens(13-19歳)部門

Teensのトップは『GIFT』と入れ替わり、両親を殺された兄弟が、時効を超えても犯人を追うサスペンスドラマ『田鎖ブラザーズ』が、2位に差をつけてトップとなりました。また、総合で15位だったミステリードラマの『LOVED ONE』が7位へと大きくジャンプアップしており、ミステリー・サスペンス系が上位に入っているのが特徴的です。さらに、波乱万丈な中でも困難に立ち向かう主人公の純愛が話題の『10回切って倒れない木はない』も支持されているようです。
M1(男性20-34歳)部門

M1層の特徴は、総合順位では15位にランクインしていなかったものの、深夜ドラマながら堂々の5位となった『多すぎる恋と殺人』です。深夜ドラマならではともいえる、恋人が50人いる刑事の設定で、その恋人たちが次々と殺されていくというぶっ飛んだラブコメサスペンスが話題になっている点が目を引きます。
F1(女性20-34歳)部門

F1の特徴は、M1ではランクインしていなかった『10回切って倒れない木はない』が4位に入っている点です。韓国で育ったイケメン主人公による純愛ラブストーリーが、制作側が狙う層に見事に刺さっているように見えます。また、M1と同様に『多すぎる恋と殺人』が6位にランクインしているのも興味深い傾向です。
M2(男性35-49歳)部門

M2は各世代の中で唯一『孤独のグルメ Season11』がランクインしているのが特徴です。幅広い世代に愛され、元祖グルメドラマとなった『孤独のグルメ』シリーズのメイン視聴層がM2であることが読み取れます。
F2(女性35-49歳)部門

F2では作品そのものは総合ランキングとほぼ一緒ですが、『時すでにおスシ!?』や、女性2人によるバディ作品『月夜行路』『銀河の一票』が順位を上げているのが特徴です。また、F1でも人気だった『10回切って倒れない木はない』が、F2でも大きく順位を上げています。
M3(男性50-64歳)部門

M3の特徴は、『102回目のプロポーズ』が12位にランクインしていること。総合ランキングや他の世代のランキングには入っていなかった作品ですが、月9ドラマの金字塔ともいわれる『101回目のプロポーズ』の続編でキャストも続投していることから、当時のファンがメイン視聴層となっていることが伺えます。
F3(女性50-64歳)部門

全世代を比較して、最も総合ランキングからの乖離が少ないのがF3の特徴です。ただし、『時すでにおスシ!?』や『今夜、秘密のキッチンで』といった主婦が主人公である作品が上位にランクインしていて、F3と相性が良い傾向が見られます。
レグザ視聴データ分析サービスについて
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*レグザ視聴データとは
レグザの視聴データは、全国462万台 (2025年10月時点)・1秒粒度のテレビ視聴ログを、テレビ利用ユーザーから許諾をいただいて集計・活用しているデータです。シングルソースで、全国の地デジ、BS、110度CS放送、CATV コミュニティチャンネルの番組単位や時間帯単位のリアルタイム視聴・再生視聴の集計はもちろん、テレビ画面内での YouTube、各種動画配信サービス利用頻度や視聴時間まで集計可能です。市区町村別の集計、外部データと連携した旅行好き・イベント好きなど各種属性情報に基づいた集計にも対応しております。
この視聴データを活用し、特定の番組(複数指定可)を一定時間以上視聴した層のみにアンケートしたいというケースにも応えられ、テレビ画面上でリモコン番号のみで回答可能な「レグザ Direct リサーチ」というサービスと組み合わせることで、秒単位の視聴情報に基づいたスクリーニング調査不要の実査と、アンケート集計結果内の関心層群などの視聴分析までワンストップで可能です。これらは大手調査会社様や広告会社様、放送局様からもご活用いただいております。
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