5. 実はシリキは自由に空間を移動できる能力を持っている?
ハイタワー三世が失踪した1899年12月31日。
その “13” 年後に開始されたホテルツアーに、私たちは参加する事になりますが、“シリキ・ウトゥンドゥ” は、ハイタワーの記者会見場に置かれています。
その後、“シリキ・ウトゥンドゥ” は姿を消します。
が、ゲストが進む先にある、秘密の倉庫の上にぶら下がっている不気味な首だけの像「タマス」の口の中に、怪しい緑の目が輝いたり、エレベーター内部でも何度か登場する “シリキ・ウトゥンドゥ” 。
彼はどうやら、空間を自由に移動できる能力もあるようですね。
ちなみに “シリキ・ウトゥンドゥ” が姿を消す書斎ですが、その前に案内してくれる「ニューヨーク市保存協会」の職員(キャスト)は、シリキの呪いの存在や、シリキが消える事、呪いでゲストがエレベーターから落とされる事を、みんな知らないと言う設定があるのです。
こだわりのあるキャストは、その立場から話をしてくれるので、非常に面白いですよ。
もちろんアトラクションの詳しい案内や物語は、全てキャストはしっていますが、アトラクションをより一層楽しくしてくれるこんな設定があるのも、面白いですよね。
“シリキ・ウトゥンドゥ” の呪いが、今だけの期間限定でパワーアップしている「タワー・オブ・テラーLevel13 “シャドウ・オブ・シリキ”」。
ただ、呪いの偶像には、まだまだ秘密が隠れているかもしれません。皆さんも、“シリキ・ウトゥンドゥ” をあまり怒らせない様に……。
※当記事は、プレスデー取材ほか、東京ディズニーリゾート公式ホームページで2010年まで公開されていた「TOT1899.com」、現在公開中の「タワー・オブ・テラー:LEVEL13 “シャドウ・オブ・シリキ”」特設ページを元に構成しています