ケース2:“親がらみ”の話で同棲していたカップルを別れさせ、略奪…(33歳女性)

「私の友人の話なんですが、つい最近は、狙った男性が彼女と同棲をしていたのに、見事に別れさせたのに成功した人がいます。

その子は男友達が多く、男性にはモテるタイプですが女友達には嫌われやすいタイプで、私くらいしか仲良くしている同性はいないんじゃないかな。

その理由には、狙った男はどんな手を使ってでも奪わないと気が済まない性格も、関係していると思う。

で、その同棲カップルを略奪した手口としては、その彼が彼女が自分の親としっくりきていないって話を聞きつけてから、徹底的に“いかに自分ならば、あなたの親を尊重して、うまくやっていけるか”をさりげなくインプットして、だんだんと彼の気持ちを自分に向けたらしいです。

その子いわく『男を奪うのなんて、簡単』で、どんなカップルでも不満のひとつやふたつは抱えているから、そこを突いて『私なら、違うよ』とアプローチすると、大抵の男なら引っかかるって言ってました。

この同棲カップルを別れさせるのに成功したのには、男の年齢的に“結婚”を考え出す歳っていうのも大きかったはずって言っていましたが、もはや略奪のプロだな〜ってある意味で感心しました」

どんなカップルにもある“課題”をうまくリサーチして、そこからアプローチをするとは、随分と計算高い女性ですよね。

略奪を成功させる女性ほど、緻密な計算のもとに動いているのかもしれません。

略奪に慣れている女性に自分の彼氏がロックオンされてしまったら、ひとたまりもありません。

こういったタイプの女性が身近にいる場合には、くれぐれも用心しておくに越したことはないでしょう……。

「グルメや旅のライティングのほか、人間観察も得意。生活に密着したテーマの取材を重ねる。旅先で過ごす時間と温泉に浸かっているときが幸せ。結婚願望がなかったのに結婚してしまい、後悔しつつ毎日を楽しんでいる。」