港北区高田東3-23と2-30の間の坂・・・10°(17.6%)
この日はグリーンラインで現場へ。
そして、坂の方向はどこかなと、坂歩きを楽しむ必須アプリ「世界の霧」を開くと、今まで見つからなかった「高田東小学校前」の信号を発見。おや、いつも頼りにしているGoogleマップには載ってなかったぞ、と開いてみるとやはり載っていない。
だが、Maps(iPhone)でも「高田東小学校前」信号を確認。どうやらこの坂で間違いなさそうだ。
坂下はとても緩やかで急坂の気配はあまり感じられないが、150メートルほど歩いていくとカーブの先に見えてきたのは急坂ドット。そしてドットの登場とともに急坂化し9°を記録した。
そのままさらに200メートルほど進んで坂頂上まで上ってみたが、急坂ドット序盤のあたりで一瞬マークした10°が最高値だった。
港北区大倉山1-1から2-10にかけての「記念館坂」・・・7°(12.3%)
さて、続いての坂は「ああ、あの坂か」と思い浮かべる人も多いにちがいない、おなじみの坂である。
大倉山駅前から伸びる、約350メートルのスーパーロングディスタンス坂だ。
大倉山駅を出てすぐの坂、麓あたりは5°を記録。
坂の名前を確認する向こうを東横線が駆け抜けるのを横目に、そのまま上っていくと大きく左へカーブを曲がる手前で一瞬8°をマーク。
そのあと緩やかに右へカーブを曲がっていく間は7°をキープ。
その後も坂は角度の激しさを増すことなく、しかし途中で振り返ると落ち着きを取り戻し、やがて大倉精神文化研究所前を通過した。
長い坂を測りながら、初めてこの坂を上ったときのことを思い出していた。あのときは何て急で長い坂なんだろうと思ったものだが、いろいろな坂を測り過ぎた今は、坂を見る目が養われたというか、あのころの無垢さを失ってしまったというか、だいたいの角度を当てられるようになっていた。