国連「健康の権利」特別報告者が任期最後の公式活動で初来日
7月7日~9日、"人権としての包括的性教育"を考える3日間
公益財団法人ジョイセフ(東京都新宿区)は、7月11日の世界人口デーを前に、国連「最高水準の身体的及び精神的健康を享受する権利(健康の権利)」特別報告者 Dr.トラレン・モフォケン氏を日本へ招き、2026年7月7日(火)から9日(木)まで、「健康の権利」「SRHR(性と生殖に関する健康と権利)」そして人権としての包括的性教育(Comprehensive Sexuality Education)をテーマにした3つのイベントを開催します。
世界人口デーは、人口問題を「数」だけでなく、一人ひとりの命、健康、尊厳、そして自らの人生を選択する権利について考える国際デーです。
しかし日本では、少子化対策は大きく議論される一方、「自分の身体と人生を自分で選ぶ権利」や、それを支える包括的性教育についての議論は十分とは言えません。
国連やユネスコなどの国際機関では、包括的性教育は「性を教える教育」ではなく、誰もが自分らしく生きるための人権教育として位置づけられています。
今回来日する Dr.トラレン・モフォケン氏は、2026年7月で任期を終える国連「健康の権利」特別報告者であり、本来日が任期最後の公式活動となります。
ジョイセフでは、この貴重な機会を通じて、日本社会が直面する少子化、ジェンダー平等、若年妊娠、性暴力、デジタル性被害などの課題を、「人権」という視点から改めて考える契機としたいと考えています。
報道関係の皆さまには、ぜひご取材・ご参加いただきますようお願い申し上げます。
開催概要
【7月7日】
公開講演会(上智大学 / Zoom)
世界の人権基準から、日本の包括的性教育やSRHRを考える公開シンポジウム。
「教育の権利と健康の権利:SRHRをめぐる国際基準と日本の現在地」
日時: 2026年7月7日(火)19:00~20:30(18:30開場)
場所: 上智大学 2号館 17階 国際会議場 & Zoomによるハイブリッド開催
言語: 日英同時通訳あり
主な登壇者(敬称略):
- トラレン・モフォケン(国連「健康の権利」特別報告者)
- 田中雅子(上智大学 総合グローバル学部教授/IGC所員)
- 南由美子(DPI女性障害者ネットワーク)
- 中島潤(認定特定非営利活動法人 ReBit 事務局長)
- 福田和子(#なんでないのプロジェクト代表)
- 草野洋美(ジョイセフ シニア・アドボカシー・オフィサー/司会)
参加申し込み: https://forms.gle/U6XEvDgupWCtpwnR9
【7月8日】
院内勉強会(衆議院第一議員会館 / Zoom)「尊厳を実現する原動力としての健康」
国会議員、市民社会、専門家が集まり、日本の制度や政策課題について議論します。

日時: 2026年7月8日(水)17:30~19:00(17:00開場)
場所: 衆議院第一議員会館 1階 国際会議場 & Zoomによるハイブリッド開催
定員: 会場先着100名/Zoom 500名
言語: 日英同時通訳あり
登壇団体(予定): SRHR for ALL アクション!メンバー団体 (DPI女性障害者ネットワーク、ピルコン、#なんでないのプロジェクト、Spring、ピッコラーレ、SOSHIREN-女(わたし)のからだから、Tネット、滞日ネパール人のための情報提供ネットワーク ほか)
参加申し込み:https://forms.gle/E5Mr6cCvCURt8Qys9
【7月9日】【報道関係者向け特別企画】
なぜ日本だけが取り残されるのか?「性教育後進国」からの脱却を問う
国連専門家が語る「日本が知らない 人権としての性の教育」

報道関係者を対象にした少人数の特別勉強会を開催します。
世界各国で教育・人権政策に携わってきたDr.トラレン・モフォケン氏と、メディアコメンテーターでおなじみの法学者の谷口真由美氏が、
- 世界から見た日本の教育
- なぜ包括的性教育は「人権教育」なのか
- 少子化対策とSRHR
- 日本に今必要な教育とは何か
について率直に語り合います。
開催概要
日時:2026年7月9日(木) 15:00~16:30
会場(対面開催):主婦会館プラザエフ(東京都千代田区六番町15番地) JR・東京メトロ 四ツ谷駅 徒歩1分
15:05~15:20
(基調講演) 「日本が知らない 世界で求められる人権としての性の教育」 Dr. T
15:20~16:05
特別対談 (聞き手)谷口真由美 × Dr. トラレン・モフォケン
「取り残されてる? 今の日本には、人権としての教育がなぜ必要なのか?」
参加申し込み:https://forms.gle/do3ehKpBKBMfiq2BA
個別取材も受付中
イベント期間中は、ジョイセフ事務局長 山口悦子とトラレン・モフォケン氏への個別取材も受け付けています。ジョイセフは、日本全国で「人権としての包括的性教育」を学校教育に位置づける必要性を訴え、自治体や教育関係者との対話、政策提言を進めています。
今回、事務局長の山口より国連特別報告者を招聘した背景や、日本が国際基準から見えてくる課題、少子化社会におけるSRHRや包括的性教育の意義などについて、詳しくお話しします。
世界人口デー(7月11日)について
1989年に国連が制定した国際デー。人口問題を単なる人口増減ではなく、「すべての人が健康で尊厳を持って生き、自らの人生を選択できる社会」を実現するための日として位置づけています。ジョイセフは2026年の世界人口デーを、一人ひとりの命と人権、そして日本の公教育での人権教育として性教育の重要性について社会全体で考える機会としたいと考えています。
報道関係者の皆さまへ
本リリースでご案内した3つのイベントはいずれもご取材いただけます。特に7月9日のメディア向け勉強会では、少人数ならではの対話形式で、国連専門家への質問や意見交換の時間も設けています。
また、イベントへの参加が難しい場合でも、個別取材(対面・オンライン)を随時受け付けています。
世界人口デーを前に--少子化対策だけで、子どもは増えるのか。今の日本に必要な「一人ひとりの権利」を大切にする教育について一緒に考えてみませんか?

【プロフィール】
トラレン・モフォケン医師(Dr. Tlaleng Mofokeng) /国連 健康権特別報告者
Dr. T(ドクター・T)』の愛称で世界中から愛され、Forbes Africaの表紙やGLAMOUR誌のウーマン・オブ・ザ・イヤーにも輝いたカリスマ医師。BBC『100人の女性』の一人でもある彼女は、性と生殖、そして女性のウェルビーイングに関するタブーをオープンに語ることで、世界中の女性たちに『自分の身体の主権(自己決定権)』を取り戻す勇気を与えてきました。医学的知見と圧倒的な発信力で世界をエンパワーする、現代のアイコンです。
【本件に関するお問い合わせ・取材お申し込み先】
公益財団法人ジョイセフ(担当:小野)TEL:090-9234-9962
住所:〒162-0843 東京都新宿区市谷田町1-10 保健会館新館 / E-mail:info@joicfp.or.jp
URL:https://www.joicfp.or.jp/
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