【赤ちゃんと僕】
3歳の弟・実(みのる)とそのお兄ちゃん・拓也、2人を男手ひとつで育てるパパ・晴美という榎本家のお話。基本的には兄弟や親子の絆が描かれているのですが、最終回の衝撃的な展開で、子供心に深く印象に残っている作品。筆者はTVアニメで見ていましたが、今でも思い出すと涙がこみ上げてきます。少女漫画の枠を超えた、幅広い世代に伝えたい傑作。

 

「みのるの大好き!くましゃんライス&餃子プレート」 ©MARIMO RAGAWA/HAKUSENSHA

メニューは「みのるの大好き!くましゃんライス&餃子プレート」。ああ、このくましゃんが……と、また物語を思い出すと泣けてきてしまいそうですが、メニューは実の愛らしい笑顔が思い浮かぶ、キュートな出来栄え。

 

【紅茶王子】
お茶会同好会に所属する主人公・奈子(たいこ)たちが、月夜のお茶会でアッサムとアールグレイという2人の紅茶王子を呼び出すところから物語は始まります。紅茶の王子様という設定だけでもロマンチックなのに、その美しい容姿にもときめく! 異国の香り漂う王子様とのマジカル学園ロマンス。

そして新シリーズ『桜の花の紅茶王子』が2012年よりスタート。サクラティーの紅茶王子・サクラを召喚した吉乃の物語です。ウワサによると前作のキャラも出てくるとか! 紅茶王子の世界にハマった人はぜひ手にとってみて。

 

「紅茶王子の魔法のパンケーキセット」 ©NANPEI YAMADA/HAKUSENSHA

アッサムとアールグレイが魔法をかけた「紅茶王子の魔法のパンケーキセット」は、クレープで出来た星や煌めくアラザンが華やか。魔法のかかったパンケーキとホットのアールグレイティーは相性抜群です。ティーバッグの持ち手の紙タグも『紅茶王子』仕様に。ギフトや持ち帰り用に販売して欲しい!

 

【フルーツバスケット】
主人公・本田透と、十二支の秘密を背負う、物の怪憑きの奇妙な体質を持つ草摩家の人々との、さまざまな心の交流を描く作品。異性に抱きつかれると動物に変身してしまう物の怪憑きは、それゆえに多くの心の傷を負っています。透の大きな優しさと複雑な心理描写、そしてホッと一息つかせるギャグ要素が魅力。

 

「透と夾のフルーツたっぷり☆キュートなフルーツバスケット」 ©NATSUKI TAKAYA/HAKUSENSHA

メニューは「透と夾のフルーツたっぷり☆キュートなフルーツバスケット」。この作品タイトルなら、フルーツバスケットを作らないわけにはいきませんよね! 猫になった夾が、フルーツいっぱいのタルトから顔をだし、隣のストロベリーケーキには透と由希も描かれた旗が。フルーツてんこ盛りの春らしいスイーツ。

 

【天使禁猟区】
兄妹の禁断のラブストーリーものかと思いきや、主人公が天使や悪魔たちの戦いに巻き込まれていくダーク・ファンタジー巨編。天使アレクシエルの生まれ変わりの「選ばれし真の救世使」である刹那が異世界を巡るといった、もう中二心をくすぐりまくる設定満載。登場人物はとても多いですが、それぞれの糸が繋がっていく後半は読んでいてスッキリします。

物質界(アッシャー)、星幽界(ヘイディーズ)、神性界(アツィルト)など、多くの世界や地名が聞き慣れない単語で登場し、混乱した人も多いのでは?

「エンジェルウィングアイスパフェ」 ©KAORI YUKI/HAKUSENSHA

「エンジェルウィングアイスパフェ」は天使の羽といばらの棘をチョコレートで表現。きちんと左右に広がった羽が素敵。バニラで刹那を、ブルーベリーミルクでジブリール、黒ゴマや黒松の実が入った漆黒ジェラート“ネッロ”でアレクシエルをあらわした、作品の世界観がよく出ている、見た目にも驚きのデザート。