【なんて素敵にジャパネスク】
氷室冴子先生の平安時代の宮廷貴族社会を舞台にした少女小説シリーズを元に、山内直実先生が漫画化。生涯独身と心に決めていた大納言家の瑠璃(るり)姫は、ひょんなことから高彬(たかあきら)と婚約。ドタバタ平安ラブコメディです。
当時読んでいた読者は、瑠璃の結婚で漫画は終わったと思っている人もいるのでは? 10年以上の時を経て、2004年に連載再開! “人妻編”が連載され、コミックス第11巻で完結してます。
高彬と結ばれた後、瑠璃が読んだ意味深な歌をモチーフにした、「新婚・瑠璃の桃の茶巾包み餃子」がコラボメニュー。瑠璃と高彬、鷹男の3人を3色のクリームで表現。一風変わったデザート餃子は、黒蜜をかけて召し上がれ。瑠璃の歌が書かれた扇子が添えられているのもポイント。
【学園アリス】
特殊な能力(天賦の才能)“アリス”を持つ人間のみが通える究極の学校『アリス学園』を舞台にした日常を描く、ほんわかふしぎ学園モノ。だと思わせて、アリスや学園を巡る闇や、アリスを使うことで生じる命のリスクなど、なかなかシリアスな要素も多く、時空を超えたりといったファンタジー展開も。長く続いた連載も、ついに2013年最終回を迎えました。
学園アリスといえば、「Mr.ベア」と「ジャイアントピヨ」。メニューに盛り込み「ベア&ジャイアントピヨ盛り!学園アリスプチ餃子丼」が完成。茶色のミスターベアは肉団子で、黄色いジャイアントピヨはマッシュポテトで再現。後ろには星で飾り付けられた餃子がそびえ立つ、メルヘンチックなプチ丼。食べる時は、殴られぬよう、潰されぬよう注意!?
【暁のヨナ】
昨年秋からTVアニメも放送中。高華王国(コウカおうこく)の皇女だった主人公・ヨナは、陰謀により国王である父を殺され、王都を追われる身に。将軍のハクと共に伝説の戦士・四龍を集める旅に出るヨナ。生きるため、剣を手にし戦う道を選んだ少女の大河ファンタジー・ロマンです。
「餃子入り!ラブリーぷっきゅーサンド」は、バターロールに香ばしく焼いた鉄なべ餃子とたまごをサンド。そこにトマト味のマッシュポテトでデコレーションしたら、リスの「ぷっきゅー」が出現! 餃子はどの部分なのか、よく目を凝らしてみると、ぷっきゅーの耳が餃子でした。見た目はとってもラブリーですが、腹ペコさんも満足のボリューム。
【ぼくの地球を守って】
輪廻転生する主人公たちの前世の記憶をめぐる人間関係や時を越えた恋愛を描いた、泣ける名作と語られる、近未来SF漫画。前世の話が複雑に絡み合い、それでいて伏線の回収が見事という、作りこまれた奥深いストーリーが今でも多くの人に支持されています。
続編の『ボクを包む月の光』は『ぼくの地球を守って』から16年後、亜梨子と輪の子供・蓮が主人公の物語。昨年最終回を迎えています。ですが、今月発売の『別冊花とゆめ』から、“ぼく地球”は3rdステージへ突入! 新章『ぼくは地球と歌う』がスタートします。まだまだ終わらない“ぼく地球”の世界。気になった人はこれを機に読み始めてみては?
メニューは「亜梨子のお手製!輪に贈る“餃子グラタン&ミニおでんセット”」。どう見ても普通のグラタンにしか見えませんが、ホワイトソースの下には牛肉たっぷりの餃子で有名な「包王」の餃子が隠れているんです! ミニおでんが付いた和洋中が楽しめる新感覚の組み合わせは、原作を読んでいればニヤリとするはず。