体の酸化を予防するさんま
さんまは、良質なタンパク質やDHA、EPAを豊富に含んでいます。特にDHAやEPAにはコレステロールを下げる作用があります。
これらは、さんまの皮に特に多く含まれており、体の酸化を予防してくれます。美肌を望む人は、さんまを丸ごと食べることをおすすめします。
そしてさんまはビタミン類も豊富に含んでいます。
皮膚や粘膜、目の健康、風邪予防の効果が期待できるビタミンAは、苦みが強い内臓部に多く含まれています。
抗酸化作用による老化防止効果が期待できるビタミンEも多く含まれています。
疲労回復・免疫力UPにはシャケ
シャケは、良質なタンパク質を豊富に含み、DHAやEPA等の不飽和脂肪酸も豊富なので、おいしく食べて健康も維持できる優れた食材です。
また、栄養素の代謝を促進するビタミンB群、カルシウムの吸収を促進するビタミンD、Eも豊富に含みます。
アスタキサンチンも含んでいるため、疲労回復効果や免疫力アップ効果が期待できます。
この色素は、体内の活性酸素を排除する働きや抗酸化作用もあります。
抗酸化力で細胞老化を予防することは、血流の維持につながります。
血流が改善され血行が良くなることで、冷え症や貧血の予防が期待できます。
さらにアスタキサンチンは皮膚の表情筋の衰えを予防し、コラーゲンは肌の乾燥を予防します。
また抗酸化作用により、シミの原因となるメラニン色素の発生を抑える効果も期待できます。
たかが秋バテかと軽視して放置した結果、秋バテが悪化してしまうと、季節性うつ病やぜんそく、過敏性腸症候群等を発症するリスクが高まるといいます。
そのような状態にならないためにも、毎日の食生活や生活習慣を見直して、秋バテを解消することが大切です。
秋が旬の食材は免疫力を向上させる食物繊維、ビタミン、ミネラルを豊富に含んでいるのでおすすめです。