――そこから結婚という選択はなかったんですね。

P:それはまだなかったですね。当時25歳で、彼女も「もっとキュンキュンするような恋愛をしたい」みたいな感じだったので。なんとなく2人で「みんな周りは恋をしていて楽しそうだよね」と話すようになって、別れることになりました。

Y:僕が別れてしまった理由は、4年くらい同棲していると口数も少なくなってきて、もう喋らない時もあったんです。そうしたらある日突然「私出ていくから」と彼女に告げられ、「おお……」と言うことしかできず、そのまま数日後に出て行ってしまいました。

「別れよう」みたいなこともなく、「出ていくから」の一言で終わりました。 

同棲中のルールは決める?

P:洗濯物って一緒に洗ってる?

O:うちは2人分一緒に洗っています。

P:僕も同棲中は一緒に洗っていたんだけど、僕は彼女の洗濯物も全部畳むの。でも彼女は僕の洗濯物を畳んでくれなくて、自分のだけ畳んでいたんだよね。

一同:え~!!

P:でもその理由もちょっとわかるんです。僕は決まった畳み方があって。

――あ~、相手の分を畳んだのに文句を言われたりしたら気分は良くないでしょうから。

P:最初は彼女も僕の分を畳んでくれていたんです。でも、僕がそれを何も言わずに自分の畳み方に直していたんです。

一同:それは彼女が畳んでくれなくなっても仕方ない……。

P:その畳み方にしていたのには理由があって、それじゃないと収納の引き出しに入らなかったんですよ。収まるサイズがあって、他の畳み方だとぐちゃぐちゃになってしまうので、決まった畳み方にしてほしかったんです。それを伝えてはいたんですけど、そこまではしてくれず……。

O:うちなんてもう畳まないですからね。2人ともハンガーから外さない派なので。ハンガーで干して、そのままクローゼットに収納。タオルだけ畳みますけど、それ以外は畳まないのでケンカはなくなりました。ルールを求めだしたらそれはそれでケンカにならないですか?

P:いや、僕は逆だと思っていました。最初に最低限のルールを決めてしまえば、あとはOKみたいな。

――なるほど。どんなルールを決めていたんですか?

P:共有財布を作って、毎月お互いそこに3万円ずつ(2人で6万円)入れる。日用品や食品、水道光熱費はそこから全部お金を出すと決めていました。

Y:僕も今の半同棲状態の彼女とは共有財布を作っています。

P:その共有財布の生活費は毎月6万円入れると少し余るんですよ。半年くらい経つと余った金額もそこそこ貯まるので、ちょっと良いところにご飯を食べに行ったり、旅行の資金にあてていました。だから、節約すればするほどそのご褒美が豪華になるんです。節約がちょっと楽しくなってくるのでオススメです。

O:素敵ですね。うちは、「ありがとうを言う」と「自分がされて嫌なことはしない」というのが最低限のルールなんです。でも人って、自分がされて嫌なこともしちゃうんですよ。劇中でも寧子は、自分が「へえ」とか「は?」とか言われたらブチギレるのに、結局自分はするじゃないですか。そういうところは男女差があるのかなと思います。

男は基本的に、自分がされて嫌なことは別にされてもいいというか、されても何も思わない。

O:だけど、なぜうちはそれをルールにしたかというと、自分がされて嫌なことをすると彼女がキレるから、じゃあ自分もそれはしないでおこうね、という話になりました。これはうちだけなんですかね?

僕が許せることが彼女は許せない、みたいなことがけっこうあるのかな、と感じたんです。

――それはあります! (女性としての経験上)男性に「それは嫌だ」と言っても直してくれないんですよね。

O:だから、「もう自分がされて嫌なことはしない、相手が嫌に思うことはしない」と決めるしかないのかなと思います。例えば、彼女自身がされて嫌だと言ったことをしていると、「ほら自分もやってるじゃん」と言いたくなっちゃうんです。

まぁルールとして決めても守れないときがあるんですけどね……。「夜帰ってくるのが遅くなる時は連絡して」とか、つい忘れちゃうんですよ。

――あるあるですね……。

O:なんでそれを忘れちゃうかというと、自分は別にそれをされなくてもいいと思っているからなんですよ。

P:そこまで自分の中では重要だと思ってないんだよね。

O:それで、たまに向こうが連絡なしに朝帰って来たりするんですよ(笑)。そうなると「ほら、自分だって」となるので、「自分が嫌だと思うなら気をつけようね」と言っています。