共演者から“男気エピソード”を明かされた志尊淳
映画『走れ!T校バスケット部』の初日舞台あいさつが3日、東京都内で行われ、出演者の志尊淳、佐野勇斗、早見あかり、戸塚純貴、佐藤寛太、鈴木勝大、西銘駿、阿見201と古澤健監督が登壇した。
本作は、いじめに遭い、大好きなバスケットボールを諦めた名門校の元エース・田所陽一(志尊)が、編入した学校で新たな仲間たちと夢に向かって走り出す姿を描いた青春ストーリー。
この日、「この中で一番、男気があったのは誰?」という質問に対し、最も多くの票を集めたのは志尊だった。佐藤が「飯をおごってくれるんですよ」と冗談めかすと、志尊は「俺はお財布か!」と苦笑い。
続いて鈴木が「一番バスケの練習時間が少ない中、頑張っている姿には男気を感じました」と語ると、志尊は「照れるからやめてよ。でも主役という立場として“男気を見せなきゃいけない”と自負している部分はあったかもしれない」と振り返った。
西銘も「試合のシーンで、僕が点数を決める場面は、もともと台本にはなかったのに、志尊くんが『チームメートのいいところをやっぱり撮ってほしい』とわざわざ監督に言ってくれて。そのおかげで僕、(劇中で)点数を決めることができました」と裏話を語った。
志尊の申し出に対して、古澤監督は、時間的な問題から一度は断ろうとしたが、「志尊がキャスト、スタッフに向かって『頑張りましょう』と。エキストラに向かっても『僕たち頑張るんで(お願いします)!』と声を掛けてくれて…。ゾワッとしたし、監督としてあんなにうれしい瞬間はなかった」と語り、申し出を受けたことを明かした。これを聞いた志尊は「無意識でした」と恥ずかしそうに笑った。
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