武内駿輔さん・間宮康弘さん・福島潤さんによる公開収録の様子をレポート


<左から、武内駿輔さん・間宮康弘さん・福島潤さん> (C)武論尊・原哲夫/コアミックス, 「北斗の拳」製作委員会

 東京都と一般社団法人日本動画協会が運営する日本のアニメ展示拠点・アニメ東京ステーションは、「ANIMEをもっとおもしろく、ANIMEをずっと未来へ」をモットーに日本のアニメの魅力を世界に向けて発信する施設として、国内外から多くの方々にご来場いただいております。
 アニメ東京ステーションでは、公式YouTubeチャンネルの配信プログラム公開収録イベント「“『北斗の拳』の日”記念トークショー」を9月6日(日)に実施しました。当日は、抽選で選ばれたお客様に参加いただき、ケンシロウ役の武内駿輔さんが司会を務め、ダイヤやさまざまなザコ役の間宮康弘さん、同じくさまざまなザコ役の福島潤さんがゲストとして登壇しました。

 武内駿輔さんがステージに登場し、「皆さん、本日はアニメ東京ステーションへお越しいただきありがとうございます!」と挨拶して公開収録がスタート。ゲストの間宮康弘さん、福島潤さんもステージに登場すると、観客は3名を拍手で迎えました。

 最初のトークテーマは「原作との出会い」。初めて作品に触れた時について尋ねられると、福島さんは「リアルタイムというか、週刊少年ジャンプや床屋に置いてあったコミックスで読んでいました。小学生だったんで、みんな真似したがるんですよね。押す※1より爪※2の方が痛いから損だって気付いて、みんなレイをやりたがるようになりました。マミヤも印象に残っています。」と当時を振り返って語ると、マミヤと聞いて一瞬自分のことか!?とリアクションした間宮さんは、「綺麗な方のマミヤか!!」と冗談を言い、観客を笑わせていました。出演が決まった時の心境について、福島さんは「北斗に出てる人は、北斗で青春時代を過ごした人が多いから、他の作品では見ないようなオーラをまとってアフレコに来るんですよ。熱量を叩きこんでるからこそ(『北斗の拳』は)面白いんだなと感じました。」と現場の雰囲気を振り返りながら答えました。続いて間宮さんにも初めて作品に触れた時について質問すると、「僕は原作ではなく、入り口は東映版アニメと初代PlayStationのゲームだったんです。原作を読んだのは大人になってからだったんですが、ラオウってこんなにイケメンだったんだ、と思いました。」とコメント。武内さんは以前、原作で作画を担当されている原先生にお会いしたことがあるそうで、「我々からすると(ラオウは)筋骨隆々で男が憧れる男、みたいに描かれているイメージがあるのですが、先生の中では物凄く美形男子として描かれているそうなんです。」と秘蔵エピソードを紹介し、お二人から「これは良いことを聞いた!」とリアクションされていました。武内さんは作品との出会いについて、「僕の時はちょうどコンビニコミックスが発行されていたタイミングで、小学校の友人から貸してもらったのがきっかけです。小学校の読書の時間で、先生がサウザーがめっちゃ好きで、唯一許された漫画本が『北斗の拳』だったんですよ。PlayStation3の『北斗無双』やゲームセンターの『AC北斗の拳』など、ゲームもやっていました。」と話し、小学生の頃の意外なエピソードを交えながら、様々なメディアミックスを展開している『北斗の拳』らしい思い出を紹介しました。それぞれの当時の思い出や作品への思いに、観客は熱心に耳を傾けていました。
※1ケンシロウの北斗神拳では、北斗百裂拳など拳を叩きこむ技が多い
※2レイの南斗水鳥拳は、身を切断したり肉体を切り刻んだりする技が多い

 続いてのテーマは「声で創る『北斗の拳』~ケンシロウとザコ、その役作り~」。主人公・ケンシロウ役を務める武内さんは、今回ケンシロウを演じるにあたって意識したことについて、「昔から北斗の声優を比較するのが好きなんですよ。その中でも一種のケンシロウ像が統一されてきているところがあって面白いです。ケンシロウってこうだよねという間合いやテンポ感が大分完成されていたのですが、今回はリブートということで、今までのイメージを崩さないように、かつこんなケンシロウもいたんだ、っていうところを意識して取り組んでいました。」と語りました。名セリフの<お前はもう死んでいる>についても、「<お前はもう/死んでいる>というように<死んでいる>を強調していることが多いのですが、今回は原作のコマ割り、さらに東映版アニメへのリスペクトも込めて<お前は/もう死んでいる>という間合いでやりました。」と一つのセリフをとっても工夫を凝らしていると真摯に語りました。福島さんは「現場にいるとどんなことを意識してどんな風にやりました、なんて聞かないから新鮮だし、現場を思い返すとその雰囲気あったって思うね。」と頷いていました。
 一方、全話にわたって様々なザコを演じ分ける間宮さんに意識したことを尋ねると、まず「福島さんが細めのザコをやるという棲み分けなんですよ。」と複数キャラならではの役割分担について紹介。すると福島さんも「この二人でザコをやるとなった時に、おのずと分け方は決まったなと。」と笑顔で答えました。続けて間宮さんは、「芝居をするうえで必要なテンション感や距離感に気を付けながらでしたけどね…、(演じる前は)考えて考えて考えるんですけど、マイク前に立つと(考えてきたことを)抜いちゃうんですよ。割とインスピレーションを大事にしちゃうタイプです。」と武内さんとは異なるアプローチを取っていると明かしました。これについて福島さんは収録時を振り返り、「(間宮さんが)太いの(声)で来るだろうと思ってたら、細いので来たんですよ!だから自分も太いので合わせて…(笑)」と臨機応変に対応していることを語ってくれました。
 福島さんは続けて、「僕らだけじゃなくて、ザコを演じに来る人たちは他にもいますからね。どんなセリフをどんな声音で出してくるかとか、(収録前に)相談はできないので…やった人から抜けていって、(セリフが被らないように)余りものをいかに持ってくるか、みたいな。」と話すと、これには武内さんも「結構スポーツのような一面もあるんですね。」とリスペクトを込めて頷いていました。福島さんは「(間宮さん・福島さんは)全部出演させてもらっているがゆえに、初めて来る人もいるじゃないですか。どこまでやるかという指標も無いので、できるだけ早く出て早く声を出して、これくらいのテンションで俺らいつもやってるよみたいなことを、背中のメッセージとして伝えるのが僕らの役目なのかなと思って。その辺は大事にしていますね。」とも話し、複数キャストで協力して演じることが必要なザコ役ならではの目線で現場の裏話を語りました。
 ケンシロウ側とザコ側で意識するポイントの違いがよく表れたエピソードに、観客も興味深く聞き入っていました。

 また、アニメ東京ステーション2階で開催中の「『北斗の拳 -FIST OF THE NORTH STAR-』特別企画展」についても紹介。特別企画展では、いくつかの質問に答えると自分が『北斗の拳』のどのキャラクタータイプなのかを診断できる体験型デジタルコンテンツ「北斗神断!!」を設置しています。実際にキャスト陣が挑戦したVTRが公開されると、武内さんの神断結果が出る直前でVTRがストップし、会場のお客様と一緒に神断結果を予想するクイズも行われました。会場の予想はケンシロウがやや多数でしたが…結果はまさかのシン。武内さんは「(神断結果は)最後にいつも説いてくるんですよね!大事なことを忘れていませんか、みたいな…(笑)」とリアクションしていました。間宮さんの結果は「モヒカンザコ」、福島さんは「ジード」だったとのこと。3人とも神断の様子を思い出しながら、楽しそうに笑顔で話していました。お二人が神断をしている様子は、アニメ東京ステーション公式YouTubeで見ることができます。

 最後に、3人から作品ファンに対してメッセージが送られました。間宮さんは「9月13日は『北斗の拳』の日になりました!原作ファンの方は原作を、アニメファンの方はアニメを、ゲーム好きの方はゲームを、自分が楽しい形で『北斗の拳』を楽しんでいただけたらと思います!そして第2クールも動いておりますので、引き続き応援の方をよろしくお願いいたします。」、福島さんは「本日はどうもありがとうございます。素敵なキャラクターがいっぱい出てくる『北斗の拳』の中で、なぜか我々をピックアップしていただき、いい機会をいただけましてありがとうございます。中々語ることのできない内容だったと思いますし、さらに『北斗の拳』を好きになっていただけたらと思います。(アフレコ収録から)僕らが帰る時、喉がガサガサになっていたのを思い出しました。それくらい大声で魂込めて演じさせていただいていますので、2027年、楽しみにしていてください。」、そして最後に武内さんは「『北斗の拳』を100年続いていける作品にしていきたいと考えております。今回のアニメもいい意味で長い歴史の通過点になるように、北斗の輪を広げていけるように、そして最終的には100年後もこの9月13日をお祝いできるように、まずは第2クールの放送をやっていきたいと思っております。さらにさらに熱く濃い第2クール、ご期待いただけますと幸いです。本日はありがとうございました!」とコメントし、会場へ集まったお客様への熱い思いを伝えました。最後は武内さんの「今回の特別企画展もぜひ来てください!最後までご覧いただきありがとうございました。」という感謝の言葉で締めくくられ、大きな拍手でイベントは幕を閉じました。

 当日はその他にもアニメ第1クールの好きなシーン紹介などのトークや、第2クール鋭意制作中である制作現場へ潜入した動画の公開、さらには武内さんによるセリフ実演も行われ、現地へ集まったファンと大いに盛り上がりました。本イベントの模様は、9月13日(日)12:00からアニメ東京ステーション公式YouTubeチャンネルにて配信予定です。また、出演者が2階企画展スペースを巡る様子や、SNS用の特別ショート動画などの付帯コンテンツも順次公開予定です。
 ぜひ、この機会に施設とYouTubeの両方で、アニメ東京ステーションのコンテンツをお楽しみください。

■「“『北斗の拳』の日”記念トークショー in アニメ東京ステーション」 配信概要

「アニメ東京ステーション」公式YouTubeチャンネルにて期間限定配信
期間:令和8年9月13日(日)12:00~
リンク:https://www.youtube.com/@アニメ東京ステーション

■アニメ『北斗の拳 -FIST OF THE NORTH STAR-』作品情報


(C)武論尊・原哲夫/コアミックス, 「北斗の拳」製作委員会
2027年 第2クール放送・配信!!
Prime Videoにて第1クール独占配信中!!

アニメ公式サイト:hokuto-anime.com/
公式X:@hokutonokeninfo(https://x.com/hokutonokeninfo





■施設概要

◆名称:アニメ東京ステーション(略称:アニメ東京)
◆場所:藤久ビル東五号館 地上1~2階、地下1階(東京都豊島区南池袋2-25-5)
※池袋駅東口から徒歩4分
◆営業時間:午前11時~午後7時(最終入場は午後6時45分まで、企画展示は午後6時30分まで)
◆休館日:月曜日 ※月曜日が休日の場合は開館し、翌日を休館日とする。年末年始、臨時休館等
ご来館の際には公式サイトでご確認をお願いいたします。
◆入館料:無料
◆公式サイト:https://animetokyo.jp/
◆公式SNS:
X|https://x.com/animetokyo_info (@animetokyo_info)
Instagram|https://www.instagram.com/animetokyostation/(@animetokyostation)
◆公式チャンネル:https://www.youtube.com/@アニメ東京ステーション
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