eスポーツのファンダムとともに、ファンダムマーケティング・事業共創・カルチャー越境の3領域で協業を推進
国内大手企業300社超と直接取引を持ち、ブランドマーケティング・エンターテインメントマーケティングを一気通貫で支援する株式会社トライバルメディアハウス(本社:東京都港区、代表取締役社長:池田 紀行、以下当社)は、eスポーツチーム「REJECT」を運営する株式会社REJECT(本社:東京都港区、代表取締役:甲山 翔也、以下REJECT)と、戦略的パートナーシップを締結しました。
両社は、eスポーツという新しいエンターテインメント領域で育ってきたファンダムとともに、企業のファンダムマーケティング支援、事業共創、そしてカルチャーを越境した取り組みまでを共同で推進してまいります。

戦略的パートナーシップ締結の背景
eスポーツは、競技や配信視聴の枠を越え、リアルイベントやコミュニティ体験を含む一つのカルチャーとして急速に広がっています。選手の挑戦を追いかけ、チームユニフォームを身にまとい、仲間と語り合う。その一連の行動は、従来のスポーツやアーティストのファンダムと同じ構造を持ちながら、デジタルネイティブな若年層を中心に、より速く、より国境を越えて拡大しています。一方で、この熱量をブランドの成長につなげようとする企業側には、共通した課題があります。
- ゲームコミュニティの文化や作法を踏まえた接点の設計手段がなく、生活者との距離感を掴みかねている
- ロゴ露出中心のスポンサードにとどまり、ファンの熱量が事業成果につながっていない
- 単発の施策で終わり、中長期のブランド想起や事業に接続する設計になっていない
- eスポーツファンと、アニメ・音楽・アイドルなど隣接カルチャーのファンをまたぐ企画を描ける体制がない
これらは企業の理解不足の問題ではなく、ブランドマーケティングの知見とeスポーツ現場の作法が、これまで別々の場所に置かれてきたことによる構造の問題です。両社は、この構造に向き合うには単発の受発注ではなく、中長期のパートナーシップを通じて支援モデルそのものを共に組み立てる必要があるとの認識で一致しました。
パートナーシップの目的とビジョン
当社とREJECTは、eスポーツというエンターテインメントとそのファンダムを、より広く社会に開いていくことを目的に、以下の3領域で協業を進めます。1. ファンダムマーケティング支援
企業のブランド課題を起点に、eスポーツファンとの接点設計から企画実行、効果測定までを一体で支援します。当社が積み上げてきたCEPs(カテゴリーエントリーポイント=生活者が商品を思い出すきっかけ)と想起の設計に、REJECTが持つコミュニティとの距離の近さを掛け合わせることで、接触量を増やすのではなく「応援しているから選ぶ」という購買行動につながる関係づくりを目指します。この関係は施策の期間が終わっても残り、次の購買機会にもつながります。
2. 事業共創
広告・プロモーションの枠にとどまらず、プロダクト開発、事業開発、採用広報など、企業とeスポーツの新しい接続点を共同で企画・開発します。企業の事業課題を起点にした当社の企画設計・実行・効果測定に、REJECTが展開するゲーミングギアブランド「REJECT GEAR」やサポータープログラム「REJECT Supporter」のような、ファンとの継続的な関係を前提とした事業モデルの知見を組み合わせてまいります。
3. カルチャー越境
eスポーツを、ゲームファンの外側にも広げていくための取り組みです。REJECTは2026年7月、世界最高峰のeスポーツ大会『Esports World Cup 2026』に向けた企画として、アイドルグループ「iLiFE!」とのコラボレーションを実施しました。競技シーンに触れる機会の少なかった層へ、アイドルというまったく異なるカルチャーの入口から届ける試みです。
当社のエンターテインメントマーケティングのレーベル「Modern Age」は、IPやアーティストと企業ブランドをつなぐ領域を専門としてきました。今後は、eスポーツ×音楽、eスポーツ×アニメ・IP、eスポーツ×ブランドといった掛け算を両社で設計し、ファンダム同士が出会う場を継続的につくってまいります。
両社はまず2026年度内に、企業向けの共同提案メニューの整備と、カルチャー越境企画の第一弾の実施を目指します。単発の話題づくりではなく、ファンが誇れる場を継続的に増やしていくことを、このパートナーシップの成果指標とします。
代表者コメント
【株式会社トライバルメディアハウス 代表取締役社長 池田 紀行】当社の調査では、生活者が何かを買おうとするとき、頭に浮かぶブランドは1~3個にとどまります。その数少ない椅子に座れるかが、売上を左右します。選ばれるのは、最高の商品か、最安の商品か、最愛の商品、あるいはその組み合わせです。
eスポーツのファンダムには、広告予算では生み出せない熱量があります。それを事業成果につなげる仕事が難しかったのは、ブランドを育てる技術と、コミュニティに向き合う技術が、これまで同じテーブルにのってこなかったからです。
REJECTは、競技の頂点を目指しながら、ゲームコミュニティと真正面から向き合ってきた企業です。そこで培われてきた知見と、当社が積み上げてきた知見を、中長期のパートナーシップとして組み合わせることで、企業にとってのeスポーツを、話題をつくる場から、思い出される理由をつくる場へと変えていけると確信しています。
【株式会社トライバルメディアハウス 取締役CVO/Modern Ageレーベルヘッド 高野 修平】
eスポーツは、人の可処分精神--時間やお金と違って、買うことができない「心のなかの居場所」--をもっとも強く占有しているカルチャーのひとつです。選手の一戦に本気で心が動く。勝敗を自分ごととして語り合う。グッズを買うのではなく、チームカラーを身にまとう。企業が向き合うべきなのは市場規模ではなく、この占有の濃さのほうだと思っています。
REJECTとiLiFE!のコラボレーション発表を見た時、象徴的だと思ったのは話題性だけではありません。eスポーツとアイドルという、これまで交わらなかった二つのファンダムが、「推しの挑戦を見届けたい」という同じ文脈で重なる場所を選んでいたからです。越境は、誰と組むかではなく、どの文脈が重なるかで決まります。Modern Ageがやってきたのは、その設計です。
ブランドがファンダムに対してできるいちばん価値のあることは、熱量を借りることではなく、ファンが推しを誇れる理由を増やすことです。そこから返ってくる「ありがとう」の積み上げが、短期の数字を先食いしない売上になる。REJECTと一緒に、その実例をつくっていきます。
【株式会社REJECT 代表取締役 甲山 翔也】
REJECTは創業以来、「世界で勝つ」という目標を掲げ、選手、スタッフ、ファンの皆さまとともに挑戦を続けてきました。勝利を目指して積み重ねてきた一つひとつの活動が、多くの方の感情を動かし、強いコミュニティを形づくってきたと考えています。
私たちは、このeスポーツならではの熱量を、企業のロゴを掲出するだけの関係で終わらせたくありません。企業の課題やブランドの思想と、選手やファンが大切にしている価値観を丁寧に重ねることで、事業成果とコミュニティへの貢献を両立するパートナーシップを実現したいと考えています。
トライバルメディアハウスは、マーケティングとファンダムの深い知見からブランドの成果へとつなげてきた企業です。同社の戦略設計力と、REJECTが競技やコミュニティの最前線で培ってきた知見を組み合わせることで、eスポーツを活用したビジネスの新しい成功モデルを生み出せると確信しています。
株式会社REJECT 会社概要
会社名:株式会社REJECT所在地:東京都港区虎ノ門3-4-10 虎ノ門35森ビル8階
代表者:代表取締役 甲山 翔也
設立:2018年12月
事業内容:eスポーツチーム「REJECT」の運営、ゲーミングギア事業、ストリーマー・VTuberマネジメント、コンテンツ・イベントプロデュース
「EMPOWER GAMING LIFE」をミッションに掲げるeスポーツ企業。eスポーツチーム「REJECT」は2018年発足で、国内最多規模のタイトル部門数・世界大会進出数を誇り、累計獲得賞金は国内1位。賞金総額100億円超規模の国際大会『Esports World Cup』では、世界40チームのみが選出されるClub Partner Programに2025年・2026年の2年連続で選出。格闘ゲーム部門では梅原大吾、シューティング部門ではDepなど、各ジャンルを代表する選手を擁する。
チームサイト:https://reject.jp/
株式会社トライバルメディアハウス 会社概要
会社名:株式会社トライバルメディアハウス所在地:東京都港区新橋1-1-13 アーバンネット内幸町ビル4F
代表者:代表取締役社長 池田 紀行
設立:2007年3月
事業内容:デジタルマーケティング支援、ブランドマーケティング支援、エンターテインメントマーケティング支援(Modern Age)
国内大手企業300社超との直接取引(直接取引率95%以上)を持つマーケティング支援会社。エンターテインメント×マーケティングのレーベル「Modern Age」では、アニメ・音楽・アイドル・スポーツなど各カルチャーのファンダムと企業ブランドの接続を専門領域とし、多くの企画・実績を蓄積。ファンダムマーケティングの体系化にも取り組み、その知見はレーベルヘッド 高野修平の著作『ファンダムマーケティング』(技術評論社)にまとめられている。
代表 池田紀行の著作『売上の地図』『業界別マーケティングの地図』(ともに日経BP)、『マーケティング「つながる」思考術』(翔泳社)は、ブランドマーケティング領域の実務書として広く読まれている。
コーポレートサイト:https://www.tribalmedia.co.jp/
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