2位 仕事の出来無さ
どこが駄目なのか、どうして先輩のようにできないのかわかりませんでした。とにかく努力を認めてほしかったです。
→上司の言葉
「頑張ったか怠けたかは関係ない。できたかできなかったかだ!社会人は結果を求めている。学生気分は捨てなさい。泣いてもダメだ!」
どうしたらよいか教えてほしいという筆者の言葉に「先輩を見て学びなさい」と一言。
→当時の筆者の感想
「結果……私に出せるのだろうか(不安)」
→40代の筆者の感想
結果を出すには、結果を出している先輩の技を盗むべき。先輩の行動に疑問があるときは、具体的に質問しましょう。ベテランならではの理由があります。
3位 言葉づかい
当時は学生時代から先生と学生、先輩と後輩で、上下関係に厳しかったので、今よりも日常的に敬語・丁寧語を話す機会が多く、本格的な敬語でも研修中にほぼ完ぺきというのが一般的でした。それでも多少の間違い(「下さる」を「頂く」に間違う)の連発は多く、新入社員はよく注意されていました。
そんな時代に、日頃から敬語を使う習慣がなかった筆者が、丁寧なタメ口になってしまうことは目立ち、お嬢だったので余計に「お嬢はこれだから……」と舌打ちする人もいました。
→上司の言葉
「何様だ?君は“下っ端社員”ということを忘れるな。」
→当時の筆者
「穴があったら入りたい」と思う反面、「たまに間違ってもしかたないじゃないか」とも思いました。
敬語の上手な接客のプロに付き合ってもらい、練習をしました。言葉を発するたびにストレスがかかり、首に発疹ができました。
→40代の筆者の感想
あの時練習をしないままだったら……と思うとゾッとしますが新人のときの悔しい思いは上達を早めると思います。