断られた時に、さらに質問を重ねれば誠意のある人は教えてくれることが多い

もちろん、こういう形で質問をぶつけても、LINEアカウントを教えてもらえないこともあります。でも、相手が誠実な関係を望んでいれば、さらに良心に訴える質問をすれば教えてもらえる可能性が高くなります。
具体的な例を見てみましょう。

「●●●さん、LINEのアカウント教えてもらってたよね?」
「あれ? そうだったかな?」
「教えてもらってたと思ってたんだけど。まだ教えてもらってなかったんだね。じゃあ教えて」
「どうして教えないといけないの?」
「色々と悩みとか聞いてもらってたから、どんな人なのかなと思って。だめかな?」

相手はLINEのアカウントを教えるのを2回拒否していますが、そのたびに自然で誠実な対応をするからLINEのアカウントを教えてほしいとういう質問をしています。相手が誠実な態度であなたに接しているなら、まずほとんどの場合、教えてくれる可能性が高いでしょう。

LINEアカウントを教えてもらったら、携帯のメールアドレスや番号を教えてもらえる可能性が高くなる

もし、相手の方がLINEアカウントを教えてくれた場合、メールアドレスや携帯電話の番号を聞き出せる可能性も高くなります。もちろん、自分の安全を守りながら、相手の方に携帯のメールアドレスや番号を話してもらいます。方法はまったく同じ。

「●●●さん、LINEのアカウント教えてもらってたよね?」
「あれ? そうだったかな?」
「教えてもらってたと思ってたんだけど。まだ教えてもらってなかったんだね。じゃあ教えて」
「●●●●だよ」
「私のLINEアカウントは教えてたっけ? ●●●●なの。そうそう、携帯のメアドか電話番号教えてくれる? 直で連絡とったり話してみたい時は連絡させてね」

どうでしょうか? 相手の方がLINEアカウントを教えてくれたら、自分もLINEアカウントを教えて、携帯電話のメールや電話番号を教えてほしいと伝えています。
こうなると、相手の方があなたとの信頼関係を壊したくないのであれば、なかなか拒否できないですよね。

もし断られたら、「できるだけLINEだけで連絡を取るようにするね」とでも回答して、そのまま相手の方の様子を見て、また別の機会に、携帯電話の番号やメールアドレスを尋ねるとよいでしょう。

それでも、相手が頑なに拒む場合は……

この方法を2回以上試してみて、相手の方がLINEのアカウントを教えてくれない場合は、悪意を隠してあなたと接触しているか、もしくは、LINE上のおつきあいにとどめたいということだと考えていいでしょう。

また、先にあなたのほうからLINEアカウントを提示するように求められたとしたら、いずれにせよ今はどんなことがあっても、相手の方に個人を特定する情報を教えるべきではありません。

夏は開放的な気分になりますから、トラブルに遭遇する可能性も高くなります。自分を守りながら誠実な男性を見つける方法として使ってくださいね。

福岡県北九州市生まれ 93年から週刊誌・書籍のライターとして活動。救急医療の現場取材・社会保障問題といった社会派な記事から料理、食べ歩き、映画論評まで執筆ジャンルは様々。児童文学作品を上梓する傍ら、フードコーディネーターとしてメニュー開発なども行う。近著に「さぼちゃんのおぼうし」「うちの職場は隠れブラックかも」。ブログ