せっかく彼氏ができても、なぜかいつもすぐに別れてしまう。自分が嫌になったり振られてしまったり、「短命の恋」ばかりになるのは恋愛との向き合い方が間違っているのかもしれません。

恋愛はひとりではできません。相手がいてこそ幸せな時間を共有できるのであって、彼氏のことをしっかり受け止める心がなければ交際も続かないもの。

「付き合ってもすぐに別れてしまう女性」にはどんな共通点があるのか、ご紹介します。

1. 恋愛の理想が高い

たとえば、

「デートは彼氏が迎えに来てくれる」

「食事に行くお店は彼氏が予約してくれる」

「自分の好みに合わせた服を着てくれる」

など、「理想の恋愛」を細かく考えてしまう女性は、それが叶わなかったときに一方的にショックを受け、「こんなの楽しくない」と交際をやめてしまいます。

「こうあるべき」ばかり並べてしまうと、付き合っている男性側は窮屈ですよね。自分のやり方より女性の理想に合わせることになり、「俺じゃなくてもいいんじゃないか」と思われたら男性のほうから別れを告げられることも。

こうして欲しい、という気持ちはどんな女性でも持ちますが、それを相手に押し付けるのは別の問題。期待通りでなくても、その人が考えた“最善”を受け入れる余裕があれば、お付き合いはもっと開放感があって楽しいものになります。

自分の考えと違っていたときは、彼氏が「どうしてそう思ったか」を考える余裕が大切です。

不器用で女性に慣れていない男性が「会いたいけど、いつも俺のほうから迎えに行くのは恥ずかしい」と来るのを渋るとき、「そんなの彼氏として失格」と拒否するのではなく、「じゃあ○○で待ち合わせしようか」と別の提案ができると、男性はリラックスして会えるでしょう。

理想が高すぎると、男性の愛情まで拒絶してしまうリスクがあります。相手の気持ちを考える対応を心がけたいですね。

2.「本当の自分」を出せない

好きな相手ほど、「素の自分を見せたら嫌われるかも」と不安になる女性もいるでしょう。

「いつもきっちりメイクして、服もオシャレにしていなくちゃ」

「本当は邦画が観たいけど、彼氏は洋画が好きだから我慢しなくちゃ」

など、本当の自分を隠すことで相手に気に入られようとしても、無理が続けばいずれお付き合いは楽しくなくなります。

いつも自分の意見に合わせてくれる彼女って、嬉しいけれど「本当にそれでいいの?」と不安になる男性もいます。また、「この子、個性がないのかな」と感じたら一緒にいてもつまらない気持ちが出てきますよね。

素を出すことを恐れるのは、「受け入れてもらえないだろう」という不安があるからです。でも、「邦画が観たいなんて言ったら嫌われる」と一方的に彼氏の気持ちを決めつけるのは、相手を無視していることになります。本当は邦画でも全然構わないのに、「言ってくれないとわからないよ」となるのですね。

不安になる前に、まずは伝えてみること。誠実な男性はきちんと好きな女性の気持ちを受け止めようとします。

お互いの意見を言い合うことで、理解も愛情も深まるのが良いお付き合いだと心得ましょう。