東京ディズニーシー全体の世界観はどうなっていく?
これまで大人向けのコンセプトで進められてきた東京ディズニーシー。
大きな棲み分けとしては「東京ディズニーランドはキャラクターを中心とした賑やかな世界」、そして「東京ディズニーシーは美しい風景や料理な等、現実世界をモチーフとした大人向けのパーク」と言うイメージがありました。
が、近年は、ディズニーシーにおいてもファミリーエンターテイメントの充実と言うキーワードが目立ってきています。
時代の流れもありますし、許容すべき範囲であるのは理解はしていますが、既に発表されている第8テーマポートでは、映画『アナと雪の女王』の要素を含めた、北欧の世界が展開されることが発表されています。
アメリカンウォーターフロントには既に『トイ・ストーリー』の世界、『ファインディング・ニモ』の世界が。
さらに、これまでも、そしてこれからもキャラクター色とは無関係であった様に思えるポートディスカバリーにも、映画のキャラクターが登場する事になりました。
もちろん様々な考察や検討が加えられた上でこうした発表になってきているのだとは思います。
が、これまで「キャラクターを中心としてきたディズニーランド」と「大人向けの個性的なディズニーシー」それぞれのパークの個性が、どの様に変化していくのか、期待したい……反面、ちょっと不安と言える部分もありますよね。
東京ディズニーシー開園当初からあるアトラクションでは、「マーメイドラグーンシアター」や「ハンガーステージ」が既にリニューアル対象になっておりますが、ショーアトラクション以外で、現存するアトラクションに大幅な改修が加えられるのは、東京ディズニーシーではほぼ初めてのケースとなります。
もちろんそれだけ期待値も高まるところではありますが、近年は東京ディズニーシーのイメージを大きく変えてしまう様な新コンテンツの導入が行われている気がいたします。
現在はまだ詳細が発表になってはおりませんが、間もなくディズニーシー15周年が発表になる頃だと思います。
そんな15周年の歴史の訪れとともに、あと約1年で姿を消してしまう「ストームライダー」。
ハチャメチャだけど、意外としっかり仕事をこなすキャプテンデイビスの活躍を今のうちに見ておきたいところですね。
あ、そうそう、見に行く時は「おやつのピーナツ」を忘れずに……ですね。