2018年は低糖質ブームが再燃し、パンやスイーツの他にも調味料、乾麺、レトルト食品など、低糖質食品の種類が爆発的に増えました。
そこで今回は、「低糖質カップ麺」に注目!
コンビニやスーパーなどで入手しやすい低糖質カップ麺13種類を買い集め、糖質制限歴6年になる私、ライターのかあここが、「糖質制限6年生目線」で本気の実食レポートをさせていただきます。
が、その前に、高糖質食品の代表選手である「麺」の糖質量をどうやって下げているのか?という疑問に触れておきましょう。
ほとんどの低糖質カップ麺は、小麦粉に食物繊維や大豆粉などの低糖質原料を練り込んでいます。中でも、血糖値の急上昇抑制の働きがある食物繊維をたっぷりと配合しており、その量は、カップ麺一食で成人男女一日の摂取目標量(※1)とほぼ同等かそれ以上となっています。
食物繊維を混ぜると糖質量が低くなるだけでなく、血糖値も上がりにくくなる。一石二鳥の効果が期待できる方法で、低糖質を実現しているというわけです。
では、低糖質カップ麺13種類ガチ実食レポートをどうぞ!
【明星 低糖質麺はじめ屋/明星食品(株)】(全3商品)
従来のカップ麺の美味しさはそのまま、糖質50%オフのカップ麺3商品です。
小麦粉、植物性たん白、大豆加工品などで作られた麺は食物繊維がたっぷり! 食感は普通のノンフライカップ麺に近く、「本当に低糖質麺なの?」と、ちょっと驚くレベルです。
ちなみに、本商品一食分の食物繊維の含有量は、成人男女一日の摂取目標量(※1)を軽く上回っています。優秀!
「明星 低糖質麺はじめ屋 こってり醤油豚骨味」221円(メーカ希望小売価格)
カロリー292kcal/糖質20.6g/ 食塩相当量6.1/食物繊維23.9
美味しい! 美味しいカップラーメンです! 麺はツルツルしていて適度なコシがあり、低糖質麺っぽい軽さはありません。何も言われずに出されたら、低糖質麺だとは思えないレベル!
スープは、醤油も豚骨も程よくきいたマイルドな美味しさ。こってりというほどではないですが、味に深みがあり、ダイエット食だということを忘れてしまうほど完成度の高いスープです。
具は、コリコリのメンマとチャーシューが1枚。最後の一口は、ぜひ、チャーシューで麺とメンマを包んでどうぞ。
「明星 低糖質麺はじめ屋 こってり味噌味」221円(メーカ希望小売価格)
カロリー293kcal/糖質20.8g/食塩相当量5.8g/食物繊維23.9g
ああ、これも美味しい! 美味しいカップ味噌ラーメンです。同じ感想が続いてしまって申し訳ないのですが、そうとしか言いようがないのです。これ、本当は普通の味噌ラーメンなんじゃないですか?(言いがかり)
麺は醤油豚骨味と同じ麺で、スープは、味噌の風味が立った深みのある濃厚味噌味です。
具のひき肉が味噌とピッタリで、こちらにもコリコリのメンマが入っています。麺を食べ終わったら、温めた豆腐などを入れて食べると美味しいです。味変としては、ラー油やすり胡麻などで坦々麺風もおススメ。
「明星 低糖質麺はじめ屋 こってりソース焼そば」221円(メーカ希望小売価格)
カロリー 523kcal/糖質29.8g/食塩相当量3.8g/食物繊維25.9
通常のカップ焼きそばよりも少し歯ごたえのある麺ですが、低糖質麺だとは思えないくらいに良くできた麺です。焼きそばの醍醐味である「心地よい程度の喉つまり」もバッチリ完備。さあ! 糖質ゼロ発泡酒を開けようではありませんか!
具はキャベツ少々と、やや寂しいのですが、それでも「ダイエット中にカップ焼きそばを諦めずに済むという事実」の前では、大した問題ではありません。
ソースはスパイシーな大人っぽい味。甘味を抑えているせいなのか、酸味が少し強めに感じます。添付のカラシマヨと青のりで、さらにこってりさせちゃいましょう。
ただ、同シリーズの2商品よりも麺の量が多いため、カロリーや糖質は相応に高くなっております。