結婚生活が長くなると、夫や妻の存在はなかば当たり前になり、愛情を実感する機会が少なくなりがちです。
子どもがいると「父親」「母親」の意識が強くなり、夫婦としてのふたりは置いてきぼり。会話がいつも子ども中心、なんてことはないですか?
そんなときでも、妻の何気ない気遣いが夫の愛情を刺激します。
「この人と結婚して良かった」と夫が改めて妻への愛を確認した瞬間はどんなものだったか、ご紹介します。
多忙なときに「ありがとう」と言ってくれる
「俺の仕事が忙しくてなかなか家事や育児に手を出せないときでも、家に帰ると笑顔で『いつもありがとう』って言ってくれる妻には感謝しかない。やる気も出るし、休みになったら俺も家のことをやろうっていつも思う」(35歳/営業)
仕事が忙しくて、残業が続いたり休日出勤が重なったり。
そんな自分を責めることなく家事や育児をやってくれて、帰宅すれば「今日もお疲れさま!」と笑顔を向けてくれる妻の存在は、夫にとって大きな癒やしでありもっとがんばろうと思えるやる気の源です。
家のことができなくて罪悪感を覚えながら仕事をしている夫は、自分が多忙なせいで妻が不機嫌になっても何も言えず、家にいても気が休まりません。「申し訳ない」と思っても、自分を拒絶する妻の姿を見ると前向きな気持ちにはなれないのですね。
仕事を尊重してくれる妻がいると、何より感謝の思いが湧いてきます。
「次の休みには家族で出かけよう」「落ち着いたらふたりで食事でも行こう」など、先の楽しみを考えられるのも、こんな妻だからです。
ケンカを引きずらない
「ケンカになったときも、『ちゃんと話し合おう」って妻が言ってくれるので、しこりを残さず終わることができています。何より、次の日になったらいつも通りに接してくれるのでホッとするし、人として信頼してる』(35歳/デザイナー)
一緒に暮らしていれば、どうしても避けられないケンカもあるでしょう。些細なすれ違いでも、我慢できないときってありますよね。
言い争いになるとつらいけど、解決したのならいつまでもグチグチ言わない。さっと気持ちを切り替えて接してくれる妻に、夫は大きな信頼を寄せます。
ケンカになってもきちんと話し合えること。問題があるなら解決したいという気持ちを持っている妻を見れば、夫も心を開けます。自分が悪いならきちんと謝ることができる、「もうしない」と心から思えるのは、それを受け止めてくれると思えるからです。
また、「過去のことを持ち出さない」「子どもを巻き込まない」姿勢も、夫が向き合おうと思える妻の特徴。
ケンカを引きずらず、自分たちの問題をしっかり見つめる妻に、夫は「もっといい夫婦でありたい」とか感じます。