4.「恋愛ってこんなに幸せなことだったんだね」
「会社の同僚から告白されて、付き合うようになりました。前から『可愛くないし』『家事もできないし』と卑下する癖があって、告白するときも『こんな自分でごめんなさい』って。
でも、優しいし人の痛みがわかる子だし、俺は好きになれたんですよね。一緒にいればいるほど、自信がないなりに一生懸命人と関わろうとするところがすごく魅力的に見えて、俺も彼女のために『好き』とか『ありがとう』とかいつも言うようにしていました。
彼女の友達が開いた飲み会があって、当たり前のように迎えに行くよって言ったとき、『あなたが迎えに来てくれるのっていつもすごく嬉しい。恋愛ってこんなに幸せなことだったんだね』と言ってくれて、思わず抱きしめました」(33歳/配送)
些細な優しさでも、それが当たり前ではないことを知っている女性は素直に感謝の気持ちを伝えることができます。
自分とのお付き合いでこんな言葉を言われたら、男性にとってこれほど嬉しいことはないですね。
5. 「前より自分のことを好きになれた」
「俺の彼女は、明るいし人懐っこいし、友達も多いんだけど体にあるコンプレックスを抱えていて恋愛についてはあまり積極的に話すことはありませんでした。
俺と付き合うことになったときも、『こんな私でも大丈夫?』と何回も訊かれて、俺は気にしないんだけど彼女はデートでもあまり楽しめていないことが悩みで。
それでも好きだから、俺の友達や親にも紹介しました。みんな普通に受け入れてくれて、俺の実家から帰るときに彼女が泣きながら『あなたと付き合って良かった。前より自分のことを好きになれた』って言ってくれて、思わず俺も泣いてました」(31歳/販売)
彼女のコンプレックスは外見上のものですが、抱えていたのは「私と付き合ったら彼氏が笑われる」という不安。
この男性は、「俺と付き合って前より自分のことを好きになれたって、最高じゃない?」と笑顔で話してくれました。
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「一生忘れられない」ような言葉は、大げさなことをしたときより普段のお付き合いの中で生まれたものであるのがわかります。
ふとした瞬間に感じる大きな愛情は、それまでふたりの間に確かな絆を育てることができているから。
こんな言葉、きっと口にするほうだって最高に幸せな気持ちですよね。