世界をめぐって立ち上げた、オモロい会社。
どうやったらこんなにもパンチがきいた企画を考えられるの? と思い、今回のイベントを発案したHoliday Jack株式会社代表・矢野さんに話を伺ってみました。
Holiday Jack株式会社 代表 矢野智之さん
○どうしてこのイベントを実行しようと思ったのですか?
以前の職場でバーベキューをした時、辞める自分へのサプライズとしてブタの丸焼きを用意してもらったことがあってとても感動したんです。そしてその時周辺でバーベキューしていた人たちも写真を撮りに来たりするのを見て、そこからヒントを得て今回のイベントを企画しました
あと、実はバックパッカーで世界を回ったことがあるんです。いろんな人と交流したかったのでヒッチハイクをしたり、行く先々の家でハンモックをぶら下げて寝たりしていました。すると、すると家の人がもてなしてくれるんですね。その土地で採れる食材や育てた家畜を使う、その土地ならではの食事を経験したということも大きかったです。
○今回提供していただいたお肉のチョイスは?
仕入れ先と相談して、スーパーでは取り扱ってないけれど確実に手に入る物を仕入れました。ウマはカナダ、ラムはオーストラリアなど、肉によって産地が違います。新鮮な肉を冷凍状態で輸入して焼き始める時間に合わせて解凍しています。
○参加人数はどのくらいですか?
大体50人ほどです。今回は男性の方が多いですが、女性の参加者の方が多い会ももちろんあります。実はリピータ―の人も多くて、前回とは違った友人たちと来られる人もいます。
ワイルドバーベキューは、今年の3月に会社を立ち上げて第1弾の企画です。どうなるか見当がつかなかったのですが、ネットニュースで取り上げてもらった事もあり、今回のイベントはすぐに満員御礼となりました。そのことをうけて、なんと7月にも開催することが決まりました。
○イベントを企画する時のコンセプトはありますか?
人生楽しんだもん勝ちだという風に考えています。僕自身以前の職場では働きづめで、その分休日になると思い切って遊びたいと思っていました。その一方で、平日仕事でクタクタになると土日は家でゆっくりしたいという人が多いのを見て、休日でも家から出て楽しんでもらえる場を作りたいと感じたことが、会社を立ち上げるきっかけになりました。
いい年こいてもバカ騒ぎしたり、無邪気に楽しめるものを提供して、参加した人の週末をジャックできるものを考えています。ワイルドBBQの次も、びっくりするようなイベントを企画しているのでお楽しみに(笑)
たくさんの人にいろんな体験を提供し続けて、最終的にはイベント名で検索されるよりも、会社名で検索されるようになりたいですね。
夏のイベントとして人気のバーベキュー。しかし、これほど変わったお肉を集めて大勢でいただくというのは初めての体験でした。ほとんどが初対面にも関わらず、今までに食べた珍肉について語ったり和気あいあいとしている様子を見ていると、気分もリフレッシュしてまた頑張ろうと思えます。
いつものバーベキューにはもう飽きたという方だけでなく、ちょっとスカッとしたい!人に言えるような変わった体験をしてみたい!という人にもとてもおススメなイベントでした。
珍肉を味わえるワイルドバーベキューは、7月以降も開催予定です。
(取材:あおきみか)