雨が多いこの時期、洗濯物は室内干しが多くなりますよね。室内干しは、いつもの外干しに比べて、乾いたときの肌触りやにおいが気になるもの。「乾いているのにジト~っとした仕上がりなんて嫌っ!」と、ふんわり感を求めて柔軟剤を活用している人も多いですよね。
でも、みなさん、正しく柔軟剤を使えていますか? 柔軟剤を正しく使うことで、洗濯物がもっとふわふわで肌触りのいい仕上がりにできるかも。今回は、柔軟剤で知られるNSファーファジャパンの宮嵜 孝一さんと和智 真理子さんに、柔軟剤の上手な使い方を聞いてきました。
ふわふわってどんな状態?
まず、柔軟剤を使うと、どうして洗濯物が手触りよく、ふんわりと仕上がるのでしょうか?
「簡単に言いますと、柔軟成分が繊維の表面に付き、繊維同士が反発し合うことで、繊維が立ちます。繊維が立つことで、ふんわりとさせることができます。また、柔軟成分が繊維の表面をコーティングすることで、触ったときに、柔らかさやふんわり感を感じることができます」
つまり、手触りがゴワゴワしているタオルは、繊維の摩擦力が高くなってしまっているということ?
「そうです。繊維を立たせることができれば、ふわっと仕上がります。例えば、タオルを干す前に、3回くらい、パンパンっとはたくと、タオルの繊維が立つので、何もしないで干すよりもふんわり感が出ます」
柔軟剤を使ったうえで一工夫すると、より肌触りよく仕上げることができるんですね!
関連記事