効果絶大!「イメージの力」とは?
ダイエットに「イメージの力」が使える、というのは驚きですよね。
この筋トレが他のトレーニングと違うのは、トレーニングの姿勢をとるときに、ただやるのではなく、具体的なイメージをしながらやる点です。
たとえば、150度くらいまで脚を開いてしゃがむ姿勢をとる、体幹および下半身のトレーニングがあります。この時に「お相撲さんが蹲踞する」イメージをしながら筋肉に負荷をかけると、より大きな効果があるのだそうです。
この「イメージの力」は誰もが持つ、脳と筋肉の連携をスムーズにする最強のツールです。使わない手はないですよね。
呼吸にも注意
この5秒筋トレで注意することは、呼吸の仕方です。ヨガやストレッチは息を吐くときにお腹に力を入れない「順式の腹式呼吸」ですが、5秒筋トレでは、息を吐くときもお腹に力を入れる「逆式の腹式呼吸」をします。ポイントとしては、息を吐くときに口から吐くと、お腹に力が入ります。
大きく息を吸い、吐くことで、横隔膜が大きく動き、お腹周りの筋肉が刺激されて引き締まります。さらに、全身の新陳代謝も高まり、やせることにつながるのだとか。
5秒でOKですので、ぜひ気をつけてやってみてください。
具体例
それではいくつか、具体例をご紹介しましょう。
太もも(前側)を細く
- 両手を腰にあて、両ひざでタオルをはさみます。
脚は閉じて立ち、かかと・つま先は揃えます。 - 大きく息を吸いながら、両ひざを右に曲げ、そのまま息を止めずに5秒キープします。ゆっくり息を吐きながら、1の体勢に戻ります。
反対側も同様に。このときのイメージは「スキーのパラレル」で!
足首をキュッとさせるには
- 右足は少し前に出し、手は後ろで組みます。
脚は閉じて立ちます。両手をお尻の後ろで組んだら、息を吸います。 - 腹式呼吸で息を吐きながら、右足のつま先を上げ、息を止めずにそのまま5秒キープします。ゆっくり息を吸いながら、1の体勢に戻ります。
反対側も同様に。このときのイメージは、「踏切の遮断機が上がるイメージ」です。
まとめ
今回は「イメージの力」を使った、ちょっと異色の筋トレをご紹介しました。まずは2週間集中してやってみてはいかがでしょうか。
実際に効果が出てくれば、さらにモチベーションも上がるはず。寒くて縮こまりがちな筋肉を冬のうちに鍛えれば、自信を持って春を迎えられますよ。