お客さんの意見を取り入れて作られた、取手付きフラスコ&ビーカー

ビーカーやシャーレ、アルコールランプ…学生時代に使った理科の実験器具は、名前を口にするだけでも懐かしさがこみ上げてきます。こうした本物の器具を、インテリアや生活用品として販売するお店が東京・清澄白河に登場しました。

ショップはその名も「リカシツ」。この「リカシツ」を運営する関谷理化株式会社の代表取締役・関谷幸樹さんにお話を聞きながら商品を見せていただきました。

心そそられる理化学ガラス製品

訪れた人の第一声は「懐かしいー!」

今年4月にオープンしたという「リカシツ」。店を訪れた人たちのほとんどは「懐かしいー!」と言って見ていくそう。

ここで取り扱っているのは、主に学校や研究所で使われている実験器具。中にはお客様の声を取り入れ、より使いやすくしたものもあります。

「たとえば、取手付きのフラスコやビーカーはそのひとつです。取手があったほうが使いやすいと聞き、ここでの販売用に通常のフラスコやビーカーに取手をつけました」(関谷さん)

他にも丸底フラスコや平底フラスコは金魚鉢やグリーンを飾るプランターとして使いたいという要望を聞き、元々ついていた長い首の部分を自社の理化学ガラス職人にカットしてもらったそう。フラスコ台の上にのせれば、斜めにも置けてより使用範囲が広がりそうです。

こちらもオリジナル商品。丸底フラスコ