どこか懐かしい味なのに、少し違う新しい味わいが特徴の創作洋食。ひと手間加えたり、工夫をこらしたりすることで、新たな洋食の可能性が広がる。
新富町「下町洋食キッチントキワ」
店主渾身のサービスエース――「ウヰンブル丼 (味噌汁付き)」950円
ハムカツにトマトピューレやシェリー酒などを加えたハヤシソースがベストマッチ。
親近感がうれしい下町洋食
しかしその味は本格派
1956年(昭和31)創業、昔ながらの下町らしさを感じさせる洋食店。名物メニューの「ウヰンブル丼」は、19年前に日本の女子テニス選手のウィンブルドン準決勝進出を記念して考案。煮込んでから一晩寝かせ、継ぎ足しながら熟成させたハヤシソースはまろやかな味わいだ。
クリームコロッケとエビフライ(ライス・味噌汁付き) 850円
植物性の油を使い、カラッと揚げているため胃もたれしないのがうれしい。
住所 中央区湊3-12-7
電話 03(3552)4081
営業時間 11:30~15:00/17:00~LO20:00 土曜11:30~14:00
定休日 日曜・祝日休
26席 喫煙可 カード不可 予約可(夜のみ4名〜可) 昼目安850円~/夜目安850円~ 東京メトロ新富町駅より徒歩約7分
新富町「蜂の子」
誰もが懐かしさを感じる味にこだわる――「たまレバ」930円
レバーと野菜、スパゲッティを炒め、デミソース、卵、チーズをのせて焼き上げた逸品。
誰もが懐かしさを
感じられる洋食に出会える
1948年(昭和23)創業の老舗洋食店。セロリやニンジンなどの香味野菜と、焼いた際の肉汁、ブイヨンなどを毎日継ぎ足して作るデミグラスソースは、創業時から伝わる伝統の味。なかでも「たまレバ」は、様々な具材にデミソースとチーズ、卵が見事にマッチした人気メニューだ。
オムライス 550円
チキンライスを大玉卵2個を使って包んだ、ホッとする味が人気のオムライス。
懐かしの味を守り続けるシェフの平澤さん。
住所 中央区築地1-5-8 オープンレジデンシア銀座est1F
電話 03(3541)9805
営業時間 11:30~LO14:00/18:00~22:00(LO20:50)
定休日 土・日曜・祝日休
40席 禁煙 カード不可 予約可 昼目安1000円~/夜目安3000円~ 東京メトロ新富町駅より徒歩約1分