だんごをみがいて光らせる

土(仕上げ用)の発泡トレイに入れて、コロコロしながら、だんごの表面に土をつけ、手で余分な土をはたいて落とします。だんごを台に置き、表面が湿ってくる(黒っぽくなってくるまで)待ちます。

表面がしめったら、もう一度仕上げ用の土をつけ、だんごを台に置き、表面が湿って黒っぽくなるまで待ちます。

表面が湿ったら、みがき器(けずり器と同じもの)で表面の土を削り落としながら磨きます。
※削った土が仕上げ用の土に入らないように気をつけます。

ピカピカになってきました。

土をつけて全体を削るという作業を3回くらい繰り返します。土つけ6回目からは手のひらにつけた土を表面にこすりつけてから、みがき器で全体をクリクリします。

その後、付属の青い色をつけて磨きます。(だんごに色はつけてもつけなくてもOKです)

土をつけた後、3分くらい待っても表面が湿らなくなったら、最後に1回磨いて、できあがり!

4つ作りました。

子どもたちも、「どうやってつくるの?」と興味津々。普段は、色々な作業をしてもすぐに飽きてしまうことも多いのですが、今回のどろだんごづくりは、集中して丸めたり、磨いたりしていました。

彼らなりに頑張りましたが、もっとしっかり丸くしたり、削り込むと、きっとさらにピカピカツルツルになるのではないかと思います。

コロピカどろだんごもどろだんごの王様も、作り方は違えど、私が小さいときに作っていた「どろだんご」とは比べ物にならないくらいに、ピカピカでかたく、しっかりしたものができたので、「どろだんご」の常識が覆りました。

色を塗ったり、絵を描いたりすることもできるくらい、表面がツルツルになりますので、オリジナルデザインのどろだんごをつくることもできます。

今回は土や砂などもセットになっているキットを使用しましたが、自分で土を拾ってきてつくるものなど、どろだんごキットは複数の種類がありますので、色々な作り方を試してみても面白いかもしれませんね。

色々な土を拾ってきて、どろだんごをつくるキット。

ちなみに、あまりにもツルツルで忘れてしまいますが、これはどろだんご。

後日、遊んでいて床に落としてしまいました。

もちろん落とすと割れてしまいますので、ご注意を!

夏休みなどの長期休みや雨の日などに子どもたちとつくると楽しい時間を過ごすことができますし、自由研究などにもよさそうです。

もちろん、子どもだけでなく、大人も日頃の忙しさを忘れて、どろだんごをつくってみてはいかがでしょうか。

ニュータイプのどろだんご、是非、お試しあれ。

(All Photo by Masahito Hayashi)

FMラジオ放送局、IT系での仕事人生活を経て、フリーランスモノ書き。好きなものは、クラゲ、ジュゴン、宇宙、絵本、コドモ、ヘンテコなもの。座右の銘は「明日地球がなくなるかもしれないから、今すぐ食べる」。木漏れ日の下で読書と昼寝をする生活と絵本に携わることを夢見て、日々生きています。