質疑応答では、メモを取りながら質問を受け、丁寧に答えるよしお兄さんの姿が見られた。
―なぜ14年間?
「たまたまだと思います。私がどうこうというよりは編成だったりとかタイミングもあったと思います。ただ、自分自身としては先程もいったとおり、言われるまでは本当に努力し続けようと進化し続けようという姿勢が、もしかしたら少しは長くなる要因だったのかなと思います。」
古屋(NHKエデュケーショナル)「何年やるという決まりがあるわけでは全然ない。1年1年の積み重ねで14年になったということで、あえて長くしたということでもございませんし、そういう意味ではたまたまという言い方になってしまうかもしれません。よしお兄さんならではだったのではないかなと思います。」
―大変だったことは?
「大変だったなぁということは、健康の維持が大変だったなぁという。皆さんそうだと思うんですけれども、替えのきかない職業であり、本当毎日のように必ず子どもの前に立つであったりリハーサルというものがあったので、健康の維持それから怪我をしないといったことが大変だったなと思います。」
上原りさ「健康管理が本当に大変だったんですけれども、それと同時にやっぱり声が出なくなる時がありまして。気温の変化ですとか、花粉症だったりとか、そういうもので声が出なくなる。出ない中でも、どういつものポジションまで声を出す努力をするか。そういうものは大変だったなと思っています。」
―体調を崩したことは?
「風邪もインフルエンザもあったのですが、便利なことにちょっと休みが長くなると風邪をひくというありがたい体で、長期休みに入った瞬間に風邪を引き休みを棒に振るという。もうちょっと集中していれば、休みも楽しめたのかなと言われて思いました。」
コーナー改訂、すりかえかめん終了
おかあさんといっしょ60周年改訂の1つとして、火曜コーナー「すりかえかめん」の終了が発表された。
「すりかえかめん」は2006年4月にスタートした長寿コーナーで、すりかえかめん・すりかえかめんの手下・すりかえお嬢らが登場し、イラストの一部をすりかえる。
同タイトルの絵本(絵:はらこうへい)や、マクドナルド・ハッピーセットのおもちゃといったグッズも販売された。
また、すりかえかめんが登場する火曜日には、ブンバ・ボーン!の動物(フラミンゴ)がすりかわったり、朝夕の放送で動物インターミッション(通称:調整動物)の動物がすりかわるなど、コーナーを越えたすりかえがおこなわれていた。
すりかえかめんと共演経験もあるよしお兄さんが「すりかえかめんさんはダジャレの打ち合わせをおそらくしていなかったというお話で、彼のそのダジャレが大好きで思わず出てしまったという話なので、恐らくアドリブではないかと思います。」とコメント。
また、すりかえお嬢の友人であるりさお姉さんは「すりかえお嬢さんは、ひたすらかめん様の言う事を楽しんでいたと言っています…した! 」といつもの笑顔で答えた。
2017年に番組を卒業したかぞえてんぐは、現在「ワンワンといっしょ! 夢のキャラクター大集合」に出演しており、2019年2月23日24日も横浜アリーナで数を数える。
かぞえてんぐのように、またどこかですりかえかめんたちに会える日がくるかもしれない。